内海八幡神社の御朱印情報|応神天皇の行在所跡に鎮座|小豆島五社八幡宮の1社(香川県小豆郡小豆島町)

所在地香川県小豆郡小豆島町馬木甲42
祭 神応神天皇・仲哀天皇・神功皇后
由 緒926年、京都・石清水八幡宮より御分霊を勧請したのが始まり。この地は応神天皇の行在所跡といわれています。
HP小豆島 内海八幡神社 公式サイト
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随身門


醤油の香りが漂う醤の郷に鎮座する内海八幡神社に到着。

内海八幡神社と書いてうちのみはちまんじんじゃと読みます。

うつみでもうちのうみでもなく、うちのみだというね。

これはなかなか意表をつかれた難読です。


この内海八幡神社は、小豆島五社八幡宮の1社です。

ちなみに小豆島五社八幡宮とは、応神天皇が小豆島を訪れた際の行在所に鎮座する5つの八幡神社なんだとか。

●小豆島五社八幡宮
①伊喜末八幡神社
②富丘八幡神社
③亀山八幡神社
④内海八幡神社
⑤葺田八幡神社

日本書紀によると、応神天皇は即位22年9月に行幸の旅に出たんだと。

そして応神天皇は淡路島に立ち寄った後、小豆島に上陸したんだそうな。

日本書紀には具体的な記述はないけど、小豆島に残る伝説では以下のとおり。

①応神天皇が最初に上陸したのは吉備ケ崎。
その付近で休息した(伊喜末八幡神社)。

②その後、再び船に乗り、双子浦の潮土山(富丘山)の麓に停泊して上陸(富丘八幡神社)。
その地が景勝地であったため、そこで宿泊。
そして宿泊した場所に柏の木を植えた(宝生院の真柏)。

③翌朝、陸路で池田の里に向かい、途中の八幡山にて島玉神を祀った(島玉神、孔雀園跡地)。
そして生田の森から乗船した(亀山八幡神社)。

④その後、内海水木の御荷ケ崎(鬼ケ崎)に着船。

⑤そこから北へ向かい、神懸山(寒霞渓)を登山。
神懸山(寒霞渓)で狩猟する。

⑥下山して馬目木台(宮山、亀甲山)に行く。
そして再び狩猟してそこに宿泊(内海八幡神社)。

⑥翌朝、旭峠を超えて、橘港から乗船。
吉備に向かおうとするが、風波のため、福田港に寄港。
突然のことだったため、田中に丸木と刈穂で行宮を建てた(福田八幡神社)。

みたいなことが、小豆島の伝説として残ってるんだって。


ちなみに小豆島五社八幡宮は、いずれも926年の創建なんだとか。

最初に創建されたのは富丘八幡宮で、京都・石清水八幡宮より御分霊を勧請して鎮座。

その他の八幡神社は次いで創建されたそうです。

しかし、内海では内海八幡神社が創建される前から馬目木台(宮山、亀甲山)の山頂に応神天皇が祀られていたんだと!

そんなこんなで、宮山の山頂には内海八幡神社の元宮があるそうです。

ちなみに公式ホームページによると、応神天皇が宮山山頂の行在所を去る際、木の枝を切り紙垂を掛けた物を村人に託し『これを自分と思って祀りなさい』と言い残したと伝わってるんだって。

この地に応神天皇が来たのかぁ〜。

歴史浪漫ビンビンのスポットだということを知り、非常にテンションが上がっております!
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鳥居と狛犬

●鳥居

●鳥居
・江戸時代建立
・明神鳥居
・花崗岩製
・高さ 3.62cm
・内海町指定有形文化財

こちらは拝殿前の鳥居です。

立派な花崗岩製の鳥居でした。

小豆島はが有名な島です。

ということで、この鳥居は小豆島産の石なのかな?


●狛犬

●狛犬
・1776年奉納

そんなこんなで、鳥居をくぐって狛犬ちゃんにご挨拶。

この狛犬ちゃんは安永5年生まれ。

約250歳の狛犬ちゃんとなります。
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拝殿と御神木

●拝殿

●拝殿
・建立年不明
・瓦葺 入母屋造

●御祭神
・応神天皇
・仲哀天皇
・神功皇后

続いて、拝殿で参拝。

建立年は不明ですが、1605年の棟札に屋根の葺替を行ったことが記されてるんだって。

以後、1850年までに葺替・再建などが記された棟札が計26枚も残ってるんだとか!


拝殿内には、これでもかというくらい、たくさんの写真が飾られていました。

棟札の数もスゴいですが、写真の数もスゴい!


●御神木

●御神木
・樹齢 約600年
・シンパク

境内には大きな御神木もありました。

公式ホームページによると、この御神木はシンパクという木のようです。

そんなこんなで、参拝終了。

いやはや、素敵な神社でした。
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マルキン醤油記念館

●マルキン醤油記念館

参拝後、内海八幡神社から車で5分のところにあるマルキン醤油記念館を観光してきました。

小豆島といえば醤油が有名!

明治時代には約400軒もの醤油蔵があったそうですが、現在は22軒

それでも香川県の醤油の生産量は全国5位

その半数以上が小豆島産なんだそうです。


敷地内に入ると醤油の香りが充満していましたよ。

敷地内のみならず、この地区一帯が醤油の香りで充満していました。

こんなに醤油の匂いに包まれたのは人生初!

それが体験できただけでも来た甲斐があったってもんよ。


そんなことより、入館料を払うとそばつゆを頂けました!

これは嬉しいっ!


館内では醤油を作る過程や歴史などの紹介や、醤油作りの道具などが展示されていました。

・・・

・・・・・

ふむふむ、勉強になります。

きっと明日には忘れてるだろうけど、そんなことは気にしない。

学ぶ姿勢が大事なのだ!


せっかくなのでもろみ絞り体験もしてきました。

正直、興味はない・・・

それでも学ぶ姿勢が大事なのだ!


そんなこんなで、ひとしきり醤油を学んだ後、売店でしょうゆソフトクリームを購入。

ん゛ん゛ん゛

なんだか喉が渇く味!

な~んとなく食べる醤油?(笑)

でも美味しかったです!
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御朱印情報




●御朱印の種類と料金
通常の御朱印(300円)
小豆島の海の御朱印(500円)
オリーブの御朱印(500円)
寒霞渓の御朱印(500円)
オリーブ公園の御朱印(500円)
二十四の瞳映画村の御朱印(500円)
【見開き】御本殿の御朱印(1000円)
【見開き】小豆島の御朱印(1000円)

●期間限定・特別御朱印と料金
【春の御朱印】
雛人形の御朱印(500円)
の御朱印(500円)
菜の花の御朱印(500円)
鳥居と桜の御朱印(500円)
鯉のぼりの御朱印(500円)
の御朱印(500円)

【夏の御朱印】
あじさいの御朱印(500円)
番傘の御朱印(500円)
茅の輪の御朱印(500円)
七夕の御朱印(500円)
夏の縁側の御朱印(500円)
ひまわりの御朱印(500円)

【秋の御朱印】
十五夜の御朱印(500円)
コスモスの御朱印(500円)
太鼓台の御朱印(500円)
本殿と紅葉の御朱印(500円)

【冬の御朱印】
ゆずの御朱印(500円)
迎春の御朱印(500円)
節分の御朱印(500円)
の御朱印(500円)


●御朱印の受付場所
・社務所

●御朱印の受付時間
・不明

※社務所が不在の場合は、宮司さんに電話してくださいとのことです。

ちなみに御朱印は郵送可とのことです。

●御朱印の郵送方法
御朱印の郵送を希望される方は、現金書留にて下記の住所に郵送ください。

〒761-4426
香川県小豆郡小豆島町馬木甲36番地
内海八幡神社

ご希望の御朱印の名称・氏名・郵便番号・住所・電話番号を記入した用紙と初穂料(料金)の合計金額を同封のうえ郵送してください。

返信に10日ほどかかる場合があるとのことです。

●オリジナル御朱印帳
・なし

・2023年11月23日 参拝
・2023年12月 更新

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参拝情報とアクセス

●開門時間
・境内自由

●拝観料
・無料

●最寄りの駅
・なし

●最寄りのバス停
・小豆島オリーブバス
 馬木 バス停から徒歩5分

●最寄りの港
・坂手港から車で8分

●駐車場

●駐車場
・無料の専用駐車場あり

※駐車場にはトイレがあります。

内海八幡神社の地図

 

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