
所在地 | 香川県小豆郡小豆島町福田 星ヶ城山・山頂 |
---|---|
祭 神 | 西峰 ・大野手比売・罔象女神 東峰 ・豊受大神・天御中主神・高皇産霊神 ・瓊瓊杵命・天児屋根命・天太玉命 |
由 緒 | 阿豆枳島神社は小豆島の最高峰・星ヶ城山の西峰と東峰それぞれに鎮座する神社で、西峰に小豆島の祖神である大野手比売と罔象女神、東峰に豊受大神など6柱を祀っています。毎年9月16日に執り行われる例大祭では、東峰、西峰、星ヶ城神社の順に参拝の後、拝殿にて舞や踊りの奉納があるそうです。 |
Contents
阿豆枳島神社とは?

古事記・日本書紀の国生みによると、イザナギ&イザナミは淡路島・四国・隠岐島・九州・壱岐島・対馬・佐渡島・本州の大八島を生んだ後、児島(岡山県)・小豆島(香川県)・周防大島(山口県)・姫島(大分県)・五島列島(長崎県)・男女群島(長崎県)の6つの島を生んだと記されています。
そんなこんなで、小豆島はイザナギさんとイザナミさんが10番目に生んだ島なのだ。
ちなみに古事記には小豆島、日本書紀には阿豆枳辞摩と記されています。
阿豆枳辞摩と書いてあずきしまと読みます。
そして古事記の小豆島はしょうどしま・・・ではなく、こちらもあずきしまと読みます!
小豆島は別名・大野手比売(おほぬでひめ)といい、小豆島の産土神といわれています。

その大野手比売がお祀りされているのが、星ヶ城山の山頂に鎮座する阿豆枳島神社!
神社好き、神話好きとしましては、参拝しないという選択肢はないっす!
行きます、阿豆枳島神社!
登ります、星ヶ城山!
ちなみに阿豆枳島神社は西峰と東峰にそれぞれ西峰 阿豆枳島神社と東峰 阿豆枳島神社があるみたい!
一体全体、どんな神社なんだろう、楽しみ!
そんなこんなで、本日は瀬戸内海の最高峰・星ヶ城山を登山することにしました。

ザックリとした登山ルートはこちら。
寒霞渓ロープウェイこううん駅
↓
表12景
↓
寒霞渓(神懸山)
↓
三笠山(標高 約671m)
↓
星ヶ城山 西峰(標高 約805m)
↓
星ヶ城山 東峰(標高 約817m)
↓
三笠山
↓
裏8景
↓
寒霞渓ロープウェイこううん駅
↓
表12景
↓
寒霞渓(神懸山)
↓
三笠山(標高 約671m)
↓
星ヶ城山 西峰(標高 約805m)
↓
星ヶ城山 東峰(標高 約817m)
↓
三笠山
↓
裏8景
↓
寒霞渓ロープウェイこううん駅
ヤマップによると登り約2時間30分。
下り約2時間10分。
合計 約4時間40分の行程みたいです。
私たち、阿保みたいに寄り道するし、阿保みたいに休憩するので、6時間くらいを目安に登山します(笑)
ちなみに寒霞渓まではロープウェイでワープできますが、今回は使いません。

そんなこんなで、登山開始。

[2]イザナギとイザナミによる国生み
[2]イザナギとイザナミによる国生み天の神たちは、「まだクラゲ状のままの国を固めて国土にしなさい」と言ってイザナギとイザナミに「天の沼矛(アメノヌボコ)」を授けて、その仕事を命じたんだ。イザナギとイザナミは2人で国造りをしたよ。
登山道のこと

登山道には雄大な奇岩が望める寒霞渓 表12景・裏8景が点在していました。
本日のルートは登りが表12景。
下りが裏8景となります。
●表12景の登山道

表12景のコースはコンクリートで舗装された道ですので、安心安全な登山を楽しむことができます。
表12景のコースは運動靴で大丈夫そうです。
●裏8景の登山道

しかし裏8景のコースの1部はかなり足場が悪くて急です。
下山は足をグネる可能性がありますので、トレッキングシューズとトレッキングポールがあった方がいいかも!
特に秋は落ち葉でズル~と滑ってスッテンコロリンの危険度が高まるので注意です。

ネットにハイキングコースとか遊歩道って書いてありました。
遊歩道と書かれるとな〜んとなく平地の道を想像してしまうのは私だけ?
まあまあの勾配なんですよ・・・
これは立派な登山道です(笑)
寒霞渓 表12景・裏8景
●寒霞渓 表12景

●表12景
第1景 通天窓(つうてんそう)
第2景 紅雲亭(こううんてい)
第3景 錦屏風(きんびょうぶ)
第4景 老杉洞(ろうさんどう)
第5景 蟾蜍岩(せんじょがん)
第6景 玉筍峰(ぎょくじゅんぽう)
第7景 画帖石(がちょうせき)
第8景 層雲壇(そううんだん)
第9景 荷葉岳(かようがく)
第10景 烏帽子岩(えぼしいわ)
第11景 女羅壁(じょらへき)
第12景 四望頂(しぼうちょう)

●表12景
第1景 通天窓(つうてんそう)
第2景 紅雲亭(こううんてい)
第3景 錦屏風(きんびょうぶ)
第4景 老杉洞(ろうさんどう)
第5景 蟾蜍岩(せんじょがん)
第6景 玉筍峰(ぎょくじゅんぽう)
第7景 画帖石(がちょうせき)
第8景 層雲壇(そううんだん)
第9景 荷葉岳(かようがく)
第10景 烏帽子岩(えぼしいわ)
第11景 女羅壁(じょらへき)
第12景 四望頂(しぼうちょう)
●寒霞渓 裏8景

●裏8景
第1景 鹿岩(しかいわ)
第2景 松茸岩(まつたけいわ)
第3景 石門(せきもん)
第4景 大師洞(だいしどう)
第5景 幟岳(のぼりだけ)
第6景 大亀岩(だいきがん)
第7景 二見岩(ふたみいわ)
第8景 螺貝岩(ほらがいいわ)

●裏8景
第1景 鹿岩(しかいわ)
第2景 松茸岩(まつたけいわ)
第3景 石門(せきもん)
第4景 大師洞(だいしどう)
第5景 幟岳(のぼりだけ)
第6景 大亀岩(だいきがん)
第7景 二見岩(ふたみいわ)
第8景 螺貝岩(ほらがいいわ)
自然の彫刻美!
小豆島はアートの島としても知られていますが、この渓谷美もある意味アート!
もちろん作者はイザナギ&イザナミさん。
全ての奇岩を紹介しようと思っていたのですが、面倒臭くなったので個人的におーっと思った5選を紹介しておきます。
①烏帽子岩(表10景)

カタチがエロい!
ダメだ、そんなことしちゃ。
②四望頂(表12景)

ここはマジで感動しました。
日本じゃないみたい!
地球じゃないみたい!
天界だよ、ここは!
③松茸岩(裏2景)

カタチがエロい!
④石門(裏3景)

これも感動した!
その名の通り石の門!
岩に大きな穴が開いています。
裏2景の松茸岩を入れてみたい・・・エロい!
⑤螺貝岩(裏8景)

その名の通りホラ貝の形をした奇岩。
螺貝岩の裏には自然の洞穴があるらしく、なんとその洞穴には縄文人が住んでいた痕跡があるのだとか!

日本三大渓谷美の1つ・寒霞渓は紅葉の名所としても有名です。
今年は暖かい日が続いてるから、紅葉はまだ始まってないかなぁ〜とか思ったら、ちょうど見頃!
紅葉の登山、最高!

ちなみに、もともと寒霞渓は鉤懸山・神懸山などと呼ばれていたそうです。
これは応神天皇が小豆島を訪れた際、岩に鈎をかけて登ったことから鈎懸山といわれ、後に神懸山になったんだとか。
その後、1878年に儒学者の藤澤南岳が寒霞渓と命名。
そして、1923年に国の名勝に指定。
さらに1934年に日本で最初の国立公園・瀬戸内海国立公園の代表的な景勝地として指定されたんだって。
阿豆枳島神社 鳥居
●寒霞渓ロープウェイ 山頂駅

そんなこんなで、寒霞渓ロープウェイの山頂駅に到着。
阿豆枳島神社へ行くには、表から登る方も、裏から登る方も、ロープウェイでワープする方も、車やバイクや自転車で来る方も、みんな寒霞渓ロープウェイ山頂駅を通化することになります。

そして山頂駅付近の鳥居から阿豆枳島神社へ向かうには三笠山と星ヶ城山を登山することになります。
ちなみにヤマップによると、山頂駅から星ヶ城山(東峰)の頂上までは約1時間5分。
●鳥居

山頂駅付近には阿豆枳島神社の鳥居がたっていました。

やっと始まりますね、神社巡りが!
●三笠山 山頂

鳥居をくぐって数分登ると、標高約671mの三笠山・山頂に到着。
私、三角点ハンターを趣味としております。
三角点を発見するとウキーッとなります。
そんなこんなで、お約束の三角点タッチ。

登山道はとても整備された道で、道端も広く、勾配も比較的緩やかでした。
とても歩き易かったです。
安全のためトレッキングシューズをオススメしますが、運動靴でも大丈夫そうです(多分)
ちなみにフォーマルな革靴や、ヒールの高いブーツで登ってる女性もおられました。
ブーツの女性は途中で諦めて下山していましたが。

そんなこんなで、寒霞渓ロープウェイの山頂駅に到着。
阿豆枳島神社へ行くには、表から登る方も、裏から登る方も、ロープウェイでワープする方も、車やバイクや自転車で来る方も、みんな寒霞渓ロープウェイ山頂駅を通化することになります。

そして山頂駅付近の鳥居から阿豆枳島神社へ向かうには三笠山と星ヶ城山を登山することになります。
ちなみにヤマップによると、山頂駅から星ヶ城山(東峰)の頂上までは約1時間5分。
●鳥居

山頂駅付近には阿豆枳島神社の鳥居がたっていました。

やっと始まりますね、神社巡りが!
●三笠山 山頂

鳥居をくぐって数分登ると、標高約671mの三笠山・山頂に到着。
私、三角点ハンターを趣味としております。
三角点を発見するとウキーッとなります。
そんなこんなで、お約束の三角点タッチ。

登山道はとても整備された道で、道端も広く、勾配も比較的緩やかでした。
とても歩き易かったです。
安全のためトレッキングシューズをオススメしますが、運動靴でも大丈夫そうです(多分)
ちなみにフォーマルな革靴や、ヒールの高いブーツで登ってる女性もおられました。
ブーツの女性は途中で諦めて下山していましたが。
西峰 阿豆枳島神社
●星ヶ城山 西峰

そんなこんなで、星ヶ城山の西峰に到着!
超絶景!
輝く瀬戸内海!
うっすらですが、四国を望むことができました。

小豆島の最南端・釈迦ヶ鼻も望むことができましたよ。

小豆島は犬の形に似ています。
星ヶ城山は犬の横っ腹の部分。
釈迦ヶ鼻は前足の部分に位置しています。
●西峰 阿豆枳島神社

●西峰 阿豆枳島神社
・建立年不明
・銅板葺 神明造
●御祭神
・大野手比売(おほぬでひめ)
・罔象女神(みずはのめのかみ)
続いて、西峰 阿豆枳島神社を参拝。
石垣に囲まれた小さな神社でした。
小さな神社ですが、古事記・日本書紀に小豆島 = 大野手比売とありますので、ある意味、とてつもなくデカい神様を祀っている神社です。

説明板には
と書かれていました。
いきなり『次に小豆島を生みたまひき』と書かれていますが、これは古事記の一文を抜粋したものです。

然る後、還り坐す時に吉備児島を生みたまひき。
亦の名を建日方別と謂ふ。
次に小豆島を生みたまひき。
亦の名を大野手比売と謂ふ。
次に大島を生みたまひき。
亦の名を大多麻流別と謂ふ。
次に女島を生みたまひき。
亦の名を天一根と謂ふ。
次に知訶の島を生みたまひき。
亦の名を天之忍男と謂ふ。
次に両児の島を生みたまひき。
亦の名を天両屋と謂ふ。
吉備の児島自り天両屋島至で、并せて六つ島をなす。

さらに説明板には平成18年 御鎮座200年と書かれておりました。
ということで、阿豆枳島神社がこの地に鎮座したのは1806年(江戸時代後期)。
それ以前はどこに鎮座していたのだろう?
もしかしたら、それ以前は社殿を持たない、つまり島全体を神様として崇めていた可能性も!?
小豆島 = 大野手比売ですし!

鳥居は神明鳥居。
本殿は神明造。
見た感じ、そこまで古くはなさそうです。

千木は外削ぎ、いわゆる男千木。
って、男千木!?
御祭神の大野手比売と罔象女神は女神なのに・・・(-“-;) ??
とはいえ、千木には例外が多いです。
例えば伊勢神宮では、内宮は女神の天照大御神を祀っているので千木は内削ぎ(女千木)になっていますが、外宮は女神の豊受大御神を祀ってるのに外削ぎ(男千木)になっています。
男神だから外削ぎ(男千木)とか、女神だから内削ぎ(女千木)とか、必ずしもそうとは限らないみたいですね。
ジェンダーレスな時代ですし。

そんなこんなで、西峰に別れを告げて東峰に向けてGO!

そんなこんなで、星ヶ城山の西峰に到着!
超絶景!
輝く瀬戸内海!
うっすらですが、四国を望むことができました。

小豆島の最南端・釈迦ヶ鼻も望むことができましたよ。

小豆島は犬の形に似ています。
星ヶ城山は犬の横っ腹の部分。
釈迦ヶ鼻は前足の部分に位置しています。
●西峰 阿豆枳島神社

●西峰 阿豆枳島神社
・建立年不明
・銅板葺 神明造
●御祭神
・大野手比売(おほぬでひめ)
・罔象女神(みずはのめのかみ)
続いて、西峰 阿豆枳島神社を参拝。
石垣に囲まれた小さな神社でした。
小さな神社ですが、古事記・日本書紀に小豆島 = 大野手比売とありますので、ある意味、とてつもなくデカい神様を祀っている神社です。

説明板には
古事記に曰く『次に小豆島を生みたまひき亦の名は大野手比売と謂ふ』
往古より我が小豆島の祖神を祀る阿豆枳島神社はここ星ヶ峰の頂上に鎮座ましまして島の平和と繁栄を祈願し奉祀しています
毎年九月十六日祭典を斎行しています
往古より我が小豆島の祖神を祀る阿豆枳島神社はここ星ヶ峰の頂上に鎮座ましまして島の平和と繁栄を祈願し奉祀しています
毎年九月十六日祭典を斎行しています
と書かれていました。
いきなり『次に小豆島を生みたまひき』と書かれていますが、これは古事記の一文を抜粋したものです。

然後還坐之時生吉備兒嶋亦名謂建日方別
次生小豆嶋亦名謂大野手比賣
次生大嶋亦名謂大多麻流別自多至流以音
次生女嶋亦名謂天一根訓天如天
次生知訶嶋亦名謂天之忍男
次生兩兒嶋亦名謂天兩屋
自吉備兒嶋至天兩屋嶋幷六嶋
次生小豆嶋亦名謂大野手比賣
次生大嶋亦名謂大多麻流別自多至流以音
次生女嶋亦名謂天一根訓天如天
次生知訶嶋亦名謂天之忍男
次生兩兒嶋亦名謂天兩屋
自吉備兒嶋至天兩屋嶋幷六嶋
然る後、還り坐す時に吉備児島を生みたまひき。
亦の名を建日方別と謂ふ。
次に小豆島を生みたまひき。
亦の名を大野手比売と謂ふ。
次に大島を生みたまひき。
亦の名を大多麻流別と謂ふ。
次に女島を生みたまひき。
亦の名を天一根と謂ふ。
次に知訶の島を生みたまひき。
亦の名を天之忍男と謂ふ。
次に両児の島を生みたまひき。
亦の名を天両屋と謂ふ。
吉備の児島自り天両屋島至で、并せて六つ島をなす。

さらに説明板には平成18年 御鎮座200年と書かれておりました。
ということで、阿豆枳島神社がこの地に鎮座したのは1806年(江戸時代後期)。
それ以前はどこに鎮座していたのだろう?
もしかしたら、それ以前は社殿を持たない、つまり島全体を神様として崇めていた可能性も!?
小豆島 = 大野手比売ですし!

鳥居は神明鳥居。
本殿は神明造。
見た感じ、そこまで古くはなさそうです。

千木は外削ぎ、いわゆる男千木。
って、男千木!?
御祭神の大野手比売と罔象女神は女神なのに・・・(-“-;) ??
とはいえ、千木には例外が多いです。
例えば伊勢神宮では、内宮は女神の天照大御神を祀っているので千木は内削ぎ(女千木)になっていますが、外宮は女神の豊受大御神を祀ってるのに外削ぎ(男千木)になっています。
男神だから外削ぎ(男千木)とか、女神だから内削ぎ(女千木)とか、必ずしもそうとは限らないみたいですね。
ジェンダーレスな時代ですし。

そんなこんなで、西峰に別れを告げて東峰に向けてGO!
東峰 阿豆枳島神社
●東峰 阿豆枳島神社

●東峰 阿豆枳島神社
・1957年建立
・銅板葺 神明造
●御祭神
・豊受大御神・天之御中主神・高皇産霊尊
・瓊瓊杵命・天児屋根命・天太玉命
続いて、東峰山頂の少し手前に鎮座する東峰 阿豆枳島神社を参拝。
先ほどの西峰から5分くらいで到着できます(多分)

西峰の阿豆枳島神社は立派な石垣で俗界との境をつくっていましたが、東峰の阿豆枳島神社は牧場のような木の柵で境界をつくっていました。
西峰と同じく、鳥居は神明鳥居。
社殿は神明造。
西峰と同じく、千木は外削ぎ(男千木)になっていました。
御祭神の豊受大御神は、古事記に豊宇気毘売神と表記されています。
毘売(びめ)とありますので女神といわれています(諸説あり)
ということで、西峰と同じく女神を祀っているのに外削ぎ(男千木)になっているというね。
まぁ、ジェンダーレスな時代ですし。
※豊受大御神は日本書紀には登場しません。

とはいえ、豊受大御神以外に3柱の男神を祀っているので、西峰ほど外削ぎ(男千木)に違和感を感じません。

そんなこんなで参拝後、星ヶ城山・東峰の頂上へ。
●星ヶ城山 東峰

そして星ヶ城山の東峰に到着!
ここが瀬戸内海最高峰の星ヶ城山 山頂になります。
私は今現在、瀬戸内海で1番高いところにいる人類です。
そんな征服感を味わえるから登山が好きです!

ちなみに東峰からは、犬の後ろ足である大角鼻を望むことができました。
西峰に続いて絶景2連発です!

というか、山頂には石を積んでつくられたストゥーパのようなパゴダのような異国風の仏塔がありました。
なんだこれ?
塔内には数体の石仏さんがおられましたし、何かの仏教施設に違いない。

そんなこんなで調べてみると、この仏塔はこの辺りに住んでいた宗教団体の信者が勝手につくったものなんだと!
勝手にって(笑)
調べてみたけど、何の宗教団体なのか、何の目的なのかはわかりませんでした。

東峰にも三角点がありました。
ということで、お約束の三角点タッチ!
本日は三笠山と星ヶ城山の2ヶ所で三角点タッチができたので、とてもご満悦。
そして、お約束の登山ラーメン。
山で食うカップヌードルって、なんでこんなに美味しいんだろう!?

●東峰 阿豆枳島神社
・1957年建立
・銅板葺 神明造
●御祭神
・豊受大御神・天之御中主神・高皇産霊尊
・瓊瓊杵命・天児屋根命・天太玉命
続いて、東峰山頂の少し手前に鎮座する東峰 阿豆枳島神社を参拝。
先ほどの西峰から5分くらいで到着できます(多分)

西峰の阿豆枳島神社は立派な石垣で俗界との境をつくっていましたが、東峰の阿豆枳島神社は牧場のような木の柵で境界をつくっていました。
西峰と同じく、鳥居は神明鳥居。
社殿は神明造。
西峰と同じく、千木は外削ぎ(男千木)になっていました。
御祭神の豊受大御神は、古事記に豊宇気毘売神と表記されています。
毘売(びめ)とありますので女神といわれています(諸説あり)
ということで、西峰と同じく女神を祀っているのに外削ぎ(男千木)になっているというね。
まぁ、ジェンダーレスな時代ですし。
※豊受大御神は日本書紀には登場しません。

とはいえ、豊受大御神以外に3柱の男神を祀っているので、西峰ほど外削ぎ(男千木)に違和感を感じません。
・豊受大御神(女神)
・天之御中主神(性別なし)
・高皇産霊尊(性別なし)
・瓊瓊杵命(男神)
・天児屋根命(男神)
・天太玉命(男神)
・天之御中主神(性別なし)
・高皇産霊尊(性別なし)
・瓊瓊杵命(男神)
・天児屋根命(男神)
・天太玉命(男神)

そんなこんなで参拝後、星ヶ城山・東峰の頂上へ。
●星ヶ城山 東峰

そして星ヶ城山の東峰に到着!
ここが瀬戸内海最高峰の星ヶ城山 山頂になります。
私は今現在、瀬戸内海で1番高いところにいる人類です。
そんな征服感を味わえるから登山が好きです!

ちなみに東峰からは、犬の後ろ足である大角鼻を望むことができました。
西峰に続いて絶景2連発です!

というか、山頂には石を積んでつくられたストゥーパのようなパゴダのような異国風の仏塔がありました。
なんだこれ?
塔内には数体の石仏さんがおられましたし、何かの仏教施設に違いない。

そんなこんなで調べてみると、この仏塔はこの辺りに住んでいた宗教団体の信者が勝手につくったものなんだと!
勝手にって(笑)
調べてみたけど、何の宗教団体なのか、何の目的なのかはわかりませんでした。

東峰にも三角点がありました。
ということで、お約束の三角点タッチ!
本日は三笠山と星ヶ城山の2ヶ所で三角点タッチができたので、とてもご満悦。
そして、お約束の登山ラーメン。
山で食うカップヌードルって、なんでこんなに美味しいんだろう!?
その他の見どころ

登山道には表12景・裏8景以外にも、たくさんの見どころがありました。
こちらは瀬戸内国際芸術祭2022の作品・空の玉/寒霞渓です。
映えスポットとして人気のようで、写真を撮る人たちで行列になっていました。

こちらは山頂駅付近にある1億円のトイレ。
名前から想像するに金の便器でもあるのかと思いきや、ただただキレイなトイレでした。

山頂駅にはレストランや軽食屋さんやお土産屋さんなどもありました。
そんなこんなで、ハンバーガーを食べながら登る。
食べ歩きならぬ、食べ登り。

こちらは南北朝時代に星ヶ城を築いた佐々木信胤さんを祀る星ヶ城神社です。
●御祭神
・佐々木信胤・阿才局・岩倉大明神
・八代神王・佐々木信胤家臣一党
・佐々木信胤・阿才局・岩倉大明神
・八代神王・佐々木信胤家臣一党

星ヶ城山には星ヶ城の史跡がたくさん点在してますので、城好きの方も楽しめる登山かも!

そんなこんなで、登山&参拝終了。
楽しい登山と素敵な神社に出会えたことに感謝です。
御朱印情報
●御朱印
・なし
●御朱印の受付場所
・なし
●御朱印の受付時間
・なし
●御朱印の料金
・なし
●期間限定・特別御朱印
・なし
●オリジナル御朱印帳
・なし
・2023年11月24日 参拝
・2023年12月 更新

・なし
●御朱印の受付場所
・なし
●御朱印の受付時間
・なし
●御朱印の料金
・なし
●期間限定・特別御朱印
・なし
●オリジナル御朱印帳
・なし
・2023年11月24日 参拝
・2023年12月 更新

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参拝情報とアクセス
●開門時間
・参拝自由
●拝観料
・無料
●最寄りのバス停
・紅雲亭
●駐車場
・寒霞渓ロープウェイ・こううん駅の駐車場
・寒霞渓ロープウェイ・山頂駅の駐車場
・参拝自由
●拝観料
・無料
●最寄りのバス停
・紅雲亭
●駐車場
・寒霞渓ロープウェイ・こううん駅の駐車場
・寒霞渓ロープウェイ・山頂駅の駐車場