所在地 | 愛媛県松山市南江戸5丁目10−1 |
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宗 派 | 真言宗豊山派 |
由 緒 | 701年、地元の豪族・小千(越智)玉興が創建したお寺といわれています。江戸時代、歴代松山藩主の祈願所となり、1685年には松山藩4代藩主・松平定直が本堂の修理を行ったといわれています。 |
山門
久方ぶりの瀬戸内海汽船の旅。
本日は愛媛県松山市をプラプラと散策する予定です。
本日の相棒は、JR・松山駅近くでお借りしたレンタサイクル。
●山門
●山門
・建立年不明
・本瓦葺 切妻造 四脚門
そんなこんなで、JR・松山駅から自転車で約5分。
松山総合公園の近くに位置する大宝寺に到着。
この大宝寺は、国宝・本堂と国重文の仏像さんがおられることで知られています。
ミーハーな私は国宝好きなもんで・・・。
ということで、以前からとっても気になっていたお寺さんでした。
一体全体、どんなお寺さんなんでしょ?
ドキドキワクワク。
そんなこんなで、山門をくぐって参道へ。
本堂
●本堂
参道を抜けると
国宝の本堂がドーンと登場しました。
なんと、この本堂は愛媛県内最古の木造建築という!
しかしどうしたものか・・・国宝オーラを全く感じない。
人間と一緒で建物も見た目で判断しちゃいけない!
ということで、心の目で観察・・・やっぱり感じない(笑)
心の目のコンディションのせいもあるでしょうが・・・それを考慮しても心に響かない。
これはきっと堂内に国宝オーラが充満しているパターンだ。
●本堂
・鎌倉時代前期建立
・本瓦葺 寄棟造
・国宝
●厨子
・室町時代作
・杮葺 軒唐破風付
・国宝
堂内は中央部の1間四方を内陣。
そして、その外側が外陣というスタイル。
いわゆる平安時代末期にブームとなった阿弥陀堂形式のお堂です。
そして、堂内には3体の仏像さんが安置されているという。
本尊の阿弥陀如来さんは、長らく秘仏だったそうです。
そのため薬師如来として信仰されていたんだって。
しかし、扉を開けてビックリ!
そこには阿弥陀如来さんが!
阿弥陀堂形式のお堂ですし、当り前といっちゃそれまでですがっ。
●本尊・阿弥陀如来坐像(写真左)
・平安時代末期作
・像高 135.7cm
・寄木造り
・国指定重要文化財
●釈迦如来坐像(写真中)
・平安時代前期作
・像高 83.9cm
・一木造り
・国指定重要文化財
●阿弥陀如来坐像(写真右)
・平安時代前期作
・像高 68.5cm
・一木造り
・国指定重要文化財
ちなみにこれらの仏像さんは、毎年3月28日の御影供の際に一般公開されるそうですよ。
参道を抜けると
国宝の本堂がドーンと登場しました。
なんと、この本堂は愛媛県内最古の木造建築という!
しかしどうしたものか・・・国宝オーラを全く感じない。
人間と一緒で建物も見た目で判断しちゃいけない!
ということで、心の目で観察・・・やっぱり感じない(笑)
心の目のコンディションのせいもあるでしょうが・・・それを考慮しても心に響かない。
これはきっと堂内に国宝オーラが充満しているパターンだ。
●本堂
・鎌倉時代前期建立
・本瓦葺 寄棟造
・国宝
●厨子
・室町時代作
・杮葺 軒唐破風付
・国宝
堂内は中央部の1間四方を内陣。
そして、その外側が外陣というスタイル。
いわゆる平安時代末期にブームとなった阿弥陀堂形式のお堂です。
そして、堂内には3体の仏像さんが安置されているという。
本尊の阿弥陀如来さんは、長らく秘仏だったそうです。
そのため薬師如来として信仰されていたんだって。
しかし、扉を開けてビックリ!
そこには阿弥陀如来さんが!
阿弥陀堂形式のお堂ですし、当り前といっちゃそれまでですがっ。
●本尊・阿弥陀如来坐像(写真左)
・平安時代末期作
・像高 135.7cm
・寄木造り
・国指定重要文化財
●釈迦如来坐像(写真中)
・平安時代前期作
・像高 83.9cm
・一木造り
・国指定重要文化財
●阿弥陀如来坐像(写真右)
・平安時代前期作
・像高 68.5cm
・一木造り
・国指定重要文化財
ちなみにこれらの仏像さんは、毎年3月28日の御影供の際に一般公開されるそうですよ。
大師堂とうば桜
●大師堂
●大師堂
・建立年不明
・本瓦葺 寄棟造
本堂の隣には大師堂がありました。
堂内はちょっとした休憩室のようになっていました。
●うば桜
●うば桜
・樹齢 約300年
・樹高 約5m
・根回り 約2.8m
・松山市指定天然記念物
どうやらこの桜はうば桜伝説という逸話が残る桜のようですよ。
この逸話は小泉八雲の小説・怪談でも紹介されたんだって!
それにしても乳房のような花とは・・・
想像してみる・・・
脳内に描かれた絵はここで書けるようなものではなかった・・・
そして木の周りには男性の参拝者しかいませんでした・・・(-“-;)
●大師堂
・建立年不明
・本瓦葺 寄棟造
本堂の隣には大師堂がありました。
堂内はちょっとした休憩室のようになっていました。
●うば桜
●うば桜
・樹齢 約300年
・樹高 約5m
・根回り 約2.8m
・松山市指定天然記念物
どうやらこの桜はうば桜伝説という逸話が残る桜のようですよ。
この逸話は小泉八雲の小説・怪談でも紹介されたんだって!
●うば桜伝説とは?
その昔、この地に角木さんという長者がいたそうな。
しかし長者は子宝に恵まれませんでした。
ということで、大宝寺の薬師如来さんに祈ったところ女の子が生まれたという。
その子は露と名付けられ、乳母によって大事に育てられました。
しかしある日突然、乳母の乳が出なくなったという。
そんなこんなで、再度薬師如来さんに祈ると、母乳が出てきたという。
長者はそのことに深く感謝し、お礼として堂宇を建立。
それが大宝寺の始まりといいます。
その後、露が病に倒れた際、乳母は『自らの命と引き換えに露の命を助けてください』と薬師如来さんに願いました。
お願いどおり露は助かりましたが、乳母は『本堂前に桜を植えてください』という遺言を残して死んでしまいました。。。
そんなこんなで、遺言通り桜を植えたところ、乳母の乳房のような花が咲いたという!
花の色は母乳のように白かったといいます。
そのことにより、この桜はうば桜と呼ばれるようになり、母乳の出が悪い女性が参拝に訪れるようになりました。
完。
その昔、この地に角木さんという長者がいたそうな。
しかし長者は子宝に恵まれませんでした。
ということで、大宝寺の薬師如来さんに祈ったところ女の子が生まれたという。
その子は露と名付けられ、乳母によって大事に育てられました。
しかしある日突然、乳母の乳が出なくなったという。
そんなこんなで、再度薬師如来さんに祈ると、母乳が出てきたという。
長者はそのことに深く感謝し、お礼として堂宇を建立。
それが大宝寺の始まりといいます。
その後、露が病に倒れた際、乳母は『自らの命と引き換えに露の命を助けてください』と薬師如来さんに願いました。
お願いどおり露は助かりましたが、乳母は『本堂前に桜を植えてください』という遺言を残して死んでしまいました。。。
そんなこんなで、遺言通り桜を植えたところ、乳母の乳房のような花が咲いたという!
花の色は母乳のように白かったといいます。
そのことにより、この桜はうば桜と呼ばれるようになり、母乳の出が悪い女性が参拝に訪れるようになりました。
完。
それにしても乳房のような花とは・・・
想像してみる・・・
脳内に描かれた絵はここで書けるようなものではなかった・・・
そして木の周りには男性の参拝者しかいませんでした・・・(-“-;)
御朱印情報
●御朱印の種類
・大宝寺の御朱印
●御朱印の受付場所
・住職さん宅
●御朱印の受付時間
・不明
●御朱印の料金
・300円
●期間限定・特別御朱印
・なし
●オリジナル御朱印帳
・なし
・2010年7月17日 参拝
・2020年12月 更新
・大宝寺の御朱印
●御朱印の受付場所
・住職さん宅
●御朱印の受付時間
・不明
●御朱印の料金
・300円
●期間限定・特別御朱印
・なし
●オリジナル御朱印帳
・なし
・2010年7月17日 参拝
・2020年12月 更新
アクセスと駐車場
●拝観料
・無料
●最寄りの駅
・JR 松山駅
松山駅から徒歩20分
・JR 松山駅
松山駅からバスで10分
●駐車場
・無料の専用駐車場あり
(2020年12月)
・無料
●最寄りの駅
・JR 松山駅
松山駅から徒歩20分
・JR 松山駅
松山駅からバスで10分
●駐車場
・無料の専用駐車場あり
(2020年12月)