焼火神社の御朱印~神仏習合の面影が残る古社~(島根県隠岐郡西ノ島町)

都道府県別
所在地島根県隠岐郡西ノ島町 焼火山
祭 神大日孁貴尊(天照大神)
由 緒986~1011年、海上から3つの火が浮かび上がり、その火が山に飛び入りました。村人が火の後を追って山に登ると、そこには仏像の形をした岩があったそうです。そんなこんなで、その地に社殿を創建して崇拝したのがこの神社の始まりといいます。1219~1222年、隠岐に配流された後鳥羽上皇が航海中に遭難しかけた際、御神火に導かれて難を逃れたそうです。その後、後鳥羽上皇は祠を建て、山を焼火山と名付け、雲上寺を創建しました。そして、焼火権現・雲上寺として神仏習合の形態をとっていましたが、明治時代の神仏分離令により焼火神社と改称。歌川広重や葛飾北斎の作品で隠岐の名所として描かれている神社とのことです。
HP焼火神社
スポンサーリンク

焼火神社への道のり

●焼火山

本日はレンタカーで隠岐諸島・島前の西ノ島をドライブしてます。

そんなこんなで、西ノ島の最高峰・焼火山(452m)に位置する焼火神社に向けてGO!

それにしてもこの車・・・全然坂道を登んない(笑)

そんなことより、レンタカーで焼火山を登っているとレンタサイクルで神社を目指しているオジちゃんに遭遇しました。
オジちゃんの目は完全に死んでおり、瞳孔が開いたまま棒立ちになってました・・・隠岐の毒(お気の毒)だ。
まだ1日しか隠岐を体験してないけど、隠岐を楽しむには車が必須じゃないのか!ということをオジちゃんの目から学びました。


●焼火山

そんなこんなで、別府港から車で約20分、焼火神社の境内入口に到着。
ここから約20分の登山が始まります。


●焼火神社へ続く山道

まずはお決まりの杖ショットを撮って登山開始。
ちなみにこの看板・・・ガチです!
登山中にマムシを見ましたっ!


ゼェゼェ・・・ヒィヒィ・・・と唸りながらのヨボヨボの登山。
朝からハードだぜぃ。

山道脇には小さな社がありました。
どなたが祀られているのでしょ???

それにしても、尋常じゃないくらいにひねりまくった鳥居・・・まるで鳥居が歩いてるようでした。


しばらく歩くと気になる道標が現れました。

35分なのか?
35mなのか?
350m?3500m?・・・35km???(んなワケない)

スポンサーリンク

鳥居と狛犬①②と石灯籠

●鳥居

●鳥居
・1955年建立
・銅製 明神鳥居

そうこうしていると鳥居に到着。
ここから一気に空気感が変わります。


●狛犬①②

●狛犬①②
・建立年不明
・出雲尾立

島根といえば来待石
ということで、狛犬ちゃんは来待石で作られてました。
来待石はもろい石なので、崩れてる狛犬が多いのですが、こちらの狛犬ちゃんは状態がよく健康体で残ってました。


●石灯籠

鳥居をくぐると、郵便ポストのような石灯籠がありました。

灯籠には二つ引きの紋・・・二つ引きの紋といえば足利家を連想するのですが、この神社は足利家と何らかの関係があるんでしょうか?


●焼火神社へ続く山道

そんなこんなで、狛犬ちゃん達に別れを告げて、さらにグイグイ進む。

スポンサーリンク

社務所と狛犬③④と隠岐島前神楽のこと

●社務所


するとお城のような石垣が現れました。
どうやら、これは社務所の石垣のようです。


●社務所
・1902年建立
・瓦葺 入母屋造
・西ノ島町指定有形文化財

旧正月の年篭りの時に、1000人ほどの参詣者が火を待ちながらたむろしたり、江戸時代には巡見使が400人以上の家来を率いて参拝したという記録があるそうです。

上手く写真で伝えることができませんが、相当大きな建物でした。
1000人がたむろ・・・ちょっと大袈裟な感じもしますが、わかるような気がします。

あと、隠岐といえば隠岐島前神楽です。
毎年7月23日の例祭では、社務所を神楽庭(神楽奉納の場)として隠岐島前神楽が舞われるそうです。
ちなみに隠岐島前神楽は、島根県の無形民俗文化財に指定されています。

1度でいいから隠岐島前神楽を拝見してみたいです。
いつかチャンスが来るかなぁ。


●狛犬③④

●狛犬③④
・建立年不明
・出雲尾立

社務所に別れを告げて、しばらく歩くと再び出雲尾立の狛犬ちゃんが登場。
もちろん来待石です。

なぜかシッポの部分だけ植物が生い茂ってました。

スポンサーリンク

拝殿と本殿

●拝殿

そんなこんなで、狛犬ちゃんに別れを告げてしばらく歩くと


はいドーーーン!
あまりのカッコ良さに鼻血が出るかと思いました!

●拝殿
・1673年建立
・銅板葺 入母屋造
・国指定重要文化財


この神社は、明治時代の神仏分離令までは、焼火山雲上寺として神仏習合の形態をとっていたそうです。
ということで、扁額には山号である焼火山の文字。

ちなみに焼火神社と書いてたくひ神社と読みます。
かつては、焼火社・焚火社・離火社とも呼ばれていたそうです。


木鼻と手挟みと海老虹梁。


●通殿

●通殿
・1902年建立
・銅板葺 妻入唐破風造
・国指定重要文化財

拝殿と本殿をつなぐ廊下です。
一般的には幣殿といいますが、この神社では通殿と呼んでるみたいです。


●本殿

●本殿
・1732年建立
・銅板葺 軒唐破風付き 一間社流造
・隠岐最古の建造物
・国指定重要文化財

岩壁にめり込む本殿がカッコよ過ぎて、興奮の波におぼれかけました。


それにしても、こんな狭い岩窟にどうやって建てたんだろう???

調べてみると、大坂の大工・鳥居甚兵衛が大坂で木材を加工し、米子の大工が現地で組み立てたんだって!

ちなみに岩壁に面した見えない部分には彫刻などの装飾はほとんどないそうです。


いやはや、素敵な社殿でした。

スポンサーリンク

その他の見どころ(杉・境内社・石柱)

●杉

社殿前には大きな杉がありました。

しかし昨日、島後でとてつもない巨木を見てしまったため、もはやこれくらいの木じゃ心が躍らなくなってる・・・完全に目が肥えてる・・・麻痺してる・・・。


●境内社

境内にはいくつかの境内社がありました。
雲上寺時代の本尊・地蔵菩薩を祀る雲上宮をはじめ、山神・弁天・船玉・東照宮・五郎王子・金重郎・道祖神があります。


●石柱

●石柱
・1924年建立

本日のお昼ご飯

●にしわき鮮魚店


本日のお昼ご飯は、にしわき鮮魚店にて。

海の家っぽい店内でさしみ定食を食べました。
写真を撮り忘れましたがイカの塩辛が美味しかったです。


西ノ島には本物がある。

御朱印情報

●御朱印情報

御朱印は別府港第2ターミナルの観光案内所で頂けました。


観光案内所で御朱印って面白いですね。


焼火神社の他に、由良比女神社の御朱印もこちらで頂くことができます。
あと、メニューにはないけど黒木神社の御朱印もこちらで頂けました。


御朱印を書いてる職員さん。
観光案内所で頂く御朱印もなかなかオツですなぁ。
隠岐の島で頂ける御朱印まとめ(10寺社)
隠岐の島で頂ける御朱印をまとめてみました。隠岐の島町の御朱印4種。西ノ島の御朱印4種。中ノ島の御朱印2種。知夫里島の御朱印1種。随時更新していきます。

焼火神社の地図

 

タイトルとURLをコピーしました