御崎神社の御朱印~佐多岬に鎮座する本土最南端の神社~(鹿児島県肝属郡南大隅町)

所在地鹿児島県肝属郡南大隅町佐多馬籠415ーロ
祭 神主祭神
・伊邪那岐命・伊耶那美命
相殿神
・外御子命六神
由 緒708年、神託によって岸壁の洞窟に浜宮を建立したのが始まりといいます。1609年、薩摩藩が琉球に出兵した際、総大将・樺山久高がこの神社に戦勝を祈願し、海を渡ったそうです。そして、無事目的を果たし帰還。そんなこんなで、琉球国の鎮護として火尾の地より現在地に遷座して御崎神社と改称。以来、大八洲の守護神、つまり日本全土の守り神として篤く信仰されてきたそうです。
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鳥居と仁王像

●境内入口

本土最南端の佐多岬に鎮座する御崎神社に到着。
御崎神社と書いてみさき神社と読みます。

本土最南端の神社です!


●鳥居

●鳥居
・建立年不明
・明神鳥居

ちなみに、佐多岬展望公園駐車場から徒歩10分。

佐多岬展望台に続く遊歩道の途中に鎮座しています。


●ガジュマル

到着後、真っ先に目に飛び込んできたのは、鳥居前で不気味にそびえ立つ巨大なガジュマルの木!

なんだよ、この南国感!
ジャングル感!

プレスリー感!


実はここを訪れたのは20年ぶり。

前回は原付で九州1周をしたときに立ち寄ったのですが、その日は疲労困憊のせいかこのガジュマルの異様さに気付けませんでした!


ガジュマルといえば沖縄や小笠原諸島でよくお見かけする木です。
しかし、本土で見ることができるのはこの佐多岬だけなのでは???

なんと、この垂れ下がった枝のような部分は気根だという!
簡単にいうと根っこなんです!

この気根は自分の幹や親木にからみつき、このように派手な姿に!
そして、この垂れ下がった根のうち、地面に到達したものは肥大成長して大きな支柱根になるという!

気根のパワーは凄まじく、コンクリートやアスファルトを突き破るほどの威力があるんだとか!

ときに親木を絞め殺して枯れさせることも!
ということで、別名・絞め殺しの木と呼ばれてるんだって。


ガジュマルといえば、幸せの木妖精が住む木として愛されていますが、巨大に成長すると妖精というより妖怪感がスゴい!

ちなみに、ガジュマルという名前の由来

からまる → ガジュマル
風を守る → ガジュマル

みたいな感じで、絡まる風を守るという言葉が訛った結果、ガジュマルと呼ばれるようになったという説があるんだって。


いやはや、不気味な木だぁ。

それにしても、これとは違う不気味な視線を感じる・・・

振り返ると・・・


ババーン!

頭と足だけの仁王さんがっ!

ギャーーーっ!
ですよ!

((((;゚Д゚)))))))


口を閉じてるから吽形さんと決めつけるのもよくないです。

もしかしたら、苦悶の表情をした阿形さんかも知れませんよ!


この仁王さんは一対になってるんだけど、相方の方には頭はなく、足だけの仁王さんになっていました。

これはこれで不気味です。

しかしなぜ神社に仁王さんが・・・???
真っ先に考えられるのは神仏習合パターンだけど、そんなこと由緒に書いてなかったしなぁ。

うぅ~ん・・・謎です。


いやはや~、見れば見るほどジャングル。

ジャングルと神社が絶妙に絡まった、いやガジュマった異様な光景でした。
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参道と門守社

●参道

そんなこんなで、鳥居をくぐって参道へ。

参道には行く手を阻むかのようにソテツが伸びていました。


どうやら佐多岬はソテツ自生地北限地帯らしく、鹿児島県のソテツ自生地として国の特別天然記念物に指定されているようです。

ちなみに佐多岬には、ソテツの他にハマユウやビロウなどの亜熱帯植物が自生してるんだって。

なんと佐多岬には北緯31度線が通過していて、インドのニューデリーや、エジプトのカイロなどと同緯度だという!

そりゃ暖かいわけだ!


●門守社

そんなこんなで、階段を上る。

すると階段の両サイドに小さな石祠を発見。

どうやら、こちらは門守社のようです。

本州ではあまり馴染みがないですが、九州南部ではこのように門守社を配する神社が多いです。

門守社にお祀りされているのは、豊磐間戸神と櫛磐間戸神。

・豊磐間戸神 → トヨイワマドの神
・櫛磐間戸神 → クシイワマドの神

と読みます。

ちなみにこの2神は、アマテラスが天岩戸から出たあと新殿に遷座した際、殿の門を守衛した神様です。

神社の随身門でお祀りされることが多い神様で、お寺でいう仁王さんみたいな役割のお方です。


そんなこんなで、石祠の中を拝見。

なんと、石祠の中には石造の豊磐間戸神・櫛磐間戸神が!

石造の両神を拝見したのは、もしかしたら初めてかも知れません!

いやはや、本日も珍しいものを拝見できて有り難き幸せ!
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拝殿と本殿

●拝殿

●拝殿
・1972年再建
・鉄筋コンクリート造
・切妻造

そんなこんなで、拝殿に到着。



真っ赤な屋根と白い壁。

まるで絵本の中に飛び込んだかのようなメルヘンっぷりでした。

いい意味でも、そうでない意味でも、昭和建築の強い癖をまとった独特な社殿でした!

なかなかのセンスです。


●本殿

●本殿
・1972年再建
・鉄筋コンクリート造
・平入り切妻造

●主祭神
・伊邪那岐命
・伊耶那美命

●相殿神
・外御子命六神

主祭神はイザナギさんとイザナミさん。

相殿神として外御子命六神が祀られているようです。

って・・・外御子命六神ってどなたのことなんだろう?

調べてみると、外御子命六神とは

綿津見三神
 底津綿津見神・中津綿津見神・上津綿津見神

住吉三神
 底筒男命・中筒男命・表筒男命

のことみたいです。

綿津見三神と住吉三神はイザナギさんの禊によって生まれた神様です。
どうやらこの神社では、イザナギさんの御子を外御子命と呼んでいるみたいですね。

こちらにイザナギの禊について書いています。
[5]イザナギの禊
イザナギは黄泉の国で穢れた身を清めるため日向(宮崎県)の阿波岐原あわぎはら(宮崎市)へ向かい、海で禊をすることになる。そこでもたくさんの神々と、重要な神を生む。

こちらはイザナギの禊池がある江田神社の参拝記です。
江田神社の御朱印~イザナギが禊をした地~(宮崎県宮崎市阿波岐原町)
住 所宮崎県宮崎市阿波岐原町産母127祭 神主祭神 伊邪那岐命配祀神 伊邪那美命社 格式内社・旧県社由 緒創建年は不詳。しかし続日本後紀の837年8月1日条に記載されていることから、それ以...
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境内の風景

●社務所

そんなこんなで参拝後、御朱印を頂くために社務所へ。

まるでクレープ屋さんのような社務所でした!

社務所の前を昭和の風が吹き抜けたような!
そんなノスタルジックで、どこか懐かしい気持ちになったひと時でした。


●御崎祭り

どうやら御崎神社は、新暦2月20日前後の土日に行われる御崎祭りが有名な神社のようです。

御崎祭りは、御崎神社の妹神が近津宮神社の姉神に会いに行くというお祭りなんだって。

御崎祭りは春を告げる祭りとして知られ、2日間にわたって執り行われるんだそうな。

1日目の浜下りは、七つの集落・七浦を巡る巡幸で、御崎神社の妹神が神興に乗って約20km離れた近津宮神社にいる姉神に会いに行く物語。

しかし!

その日は姉に会うことができず、近津宮神社の仮宮で一晩過ごすんだって!
そして翌日に会うという。

なんだ、このじらし作戦は。
20kmも旅したのに!

んでもって、2日目は近津宮神社で打植祭り・神舞が奉納されるんだって。


●境内の風景


いやはや、南国ムード満点の素敵な神社でした。
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佐多岬公園(佐多岬展望台)

●佐多岬公園(佐多岬展望台)


そんなこんなで参拝後、本土最南端の佐多岬展望台へ行ってきました。



20年前に来たときは、昭和臭プンプンの不気味な場所だったけど、現在はオシャレな展望台にリニューアルされています。



ちなみに駐車場から展望台へ続く遊歩道も綺麗に整備されていました!

昔は今よりもっとジャングルジャングルしていて薄気味悪い道だったような!

調べてみると、2019年に総工費32億円をかけて遊歩道と展望台をリニューアルしたんだって。


●佐多岬灯台
・1950年再建
・地上からの高さ 約13m
・海上からの高さ 約68m
・光が届く距離 約39km
・日本の灯台50選の1つ

佐多岬灯台が建っている小さな島は大輪島


その昔は、ロープウェイに吊り下げられたゴンドラに乗って灯台に行ってたんだって!

こーわ((((;゚Д゚))))


初代の佐多岬灯台は1872年の建立。
日本の灯台の父と呼ばれるリチャード・ヘンリー・ブラントンさんが設計した鉄造灯台だったんだって。

しかし、1945年の太平洋戦争でアメリカ軍の攻撃を受けて破壊されたという。。。

そんなこんなで、1950年にコンクリート造で再建。

それが現在の佐多岬灯台という。


天気の良い日は、種子島や屋久島や硫黄島などを望むことができるそうです。

ということで探してみるも、発見できず・・・!
このように天気がよくても見えないときがあるみたいですね。

でも、かすかに開聞岳を望むことができました!

こちらは開聞岳を御神体とする枚聞神社の参拝記です。
枚聞神社の御朱印~薩摩国一宮~(鹿児島県指宿市)
所在地鹿児島県指宿市開聞十町1366祭 神●主祭神・大日霎貴命●配祀神・天之忍穂耳命・天之穂日命・天津彦根命・活津彦根命・熊野樟日命・多紀理毘賣命・狭依毘賣命・多岐都比賣命由 緒創建年は不...


それにしても風の暴力がスゴかったです!

前日、風速20mのデンジャラス登山をしてきたのですが、それに匹敵するくらいの暴風でした!

なんだか、相当数の髪の毛が飛んで行ったような気がします。

さらば友よ!



そんなこんなで、佐多岬展望公園入口駐車場にある佐多岬観光案内所にて、本土最南端 到達証明書をゲット。

楽しい1日でした。

御朱印情報

●社務所

●御朱印の種類
・御崎神社の御朱印

●御朱印の受付場所
・社務所
・佐多岬観光案内所(不在の場合)

●御朱印の受付時間
・不明


●佐多岬観光案内所の営業時間
・9:00~17:00
・年中無休
・鹿児島県肝属郡南大隅町佐多馬籠413-5
・電話 0994-27-3151

御崎神社・社務所が開いてないときは、佐多岬観光案内所で御朱印を頂くことができるみたいです。

●御朱印の料金
・500円

●期間限定・特別御朱印
・なし

●オリジナル御朱印帳
・なし


オリジナル御朱印帳ではありませんが、授与所では御朱印帳が売られています。

サイズ
 16cm × 11cm

初穂料
 1500円

・2021年5月1日 参拝
・2021年5月 更新
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参拝情報とアクセス

●開門時間
・不明

●拝観料
・無料

●最寄りの駅
・JR志布志駅から車で2時間
・JR鹿児島中央駅から車で3時間
(桜島フェリーもしくは垂水フェリー使用)

●最寄りのバス停
・佐多岬観光周遊バス バス停・佐多岬

根占港9:00
佐多岬10:0011:00
伊座敷商店街11:3012:30
雄川の滝13:2014:25
根占港14:50
(2020年4月1日 制定ダイヤ)


大人(中学生以上)2500円
小人(小学生)1250円
未就学児無料
定員25名

佐多岬へ向かう公共機関はありませんが、佐多岬観光周遊バスという乗合観光バスが運行されているみたいです。

時刻表によると、佐多岬は10:00。
佐多岬は11:00。

かなりタイトなスケジュールとなっております。

駐車場から展望台までは約800m。
往復で徒歩40分。
それに神社参拝を含むと・・・。

相当な急ぎ足での観光になりそうです。


●駐車場
・佐多岬展望公園の駐車場を利用

・第1駐車場(40台)
・第2駐車場(250台)
・無料

御崎神社の地図

 

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