所在地 | 京都府八幡市八幡馬場88-1 |
---|---|
宗 派 | 律宗 |
由 緒 | 1257~1259年、善法寺宮清が東大寺・実相上人に帰依し、私宅をお寺に改めたのが始まりといいます。室町時代、善法寺通清の娘が室町幕府第2代将軍・足利義詮に嫁ぎ、第3代将軍・足利義満の母となりました。以来、足利将軍家と深い関係が続いたといいます。 |
HP | 善法律寺 公式ホームページ |
表門
●観光マップ
本日は観光マップを見ながら男山周辺をプラプラと散策しています。
平安時代に盛んとなった高野詣。
高野山と繋がる高野街道は西・中・下・東という4つの街道があり、八幡市を通る東高野街道には石清水八幡宮・神應寺・飛行神社・法正寺・善法律寺など、たくさんの寺社が点在しているようです。
●境内入口
そんなこんなで、京阪・石清水八幡宮駅から徒歩20分、善法律寺に到着。
善法律寺と書いてぜんぽうりつじと読みます。
どうやら、この善法律寺は足利将軍家と深~い関係で繋がったお寺なんだって。
室町時代、善法寺通清の娘・良子が室町幕府第2代将軍・足利義詮に嫁ぎ、第3代将軍・足利義満を産んだという!
以来、足利将軍家との関係を深めて栄えたそうですよ。
足利義満・義教・義政らが度々参詣したといいます。
特に足利義満は八幡宮を崇敬していたため、20回以上も石清水八幡宮を訪れたんだって。
義教・義政も度々訪れ、足利将軍家と善法寺家は密接な関係で続いたそうですよ。
●表門
●表門
・1759年再建
・本瓦葺 薬医門
・京都府指定文化財
良子は善法律寺へ自分の好きな紅葉をたくさん寄進したといいます。
ということで、境内には現在も約100本の紅葉が茂ってるんだって。
そのため、このお寺は別名・紅葉寺と呼ばれているそうですよ。
シーズンになると境内は真っ赤に染め上がり、紅葉の人気スポットとして大勢の参拝者で賑わうんだって・・・し、知らなかった(^^;)
本日は観光マップを見ながら男山周辺をプラプラと散策しています。
平安時代に盛んとなった高野詣。
高野山と繋がる高野街道は西・中・下・東という4つの街道があり、八幡市を通る東高野街道には石清水八幡宮・神應寺・飛行神社・法正寺・善法律寺など、たくさんの寺社が点在しているようです。
●境内入口
そんなこんなで、京阪・石清水八幡宮駅から徒歩20分、善法律寺に到着。
善法律寺と書いてぜんぽうりつじと読みます。
どうやら、この善法律寺は足利将軍家と深~い関係で繋がったお寺なんだって。
室町時代、善法寺通清の娘・良子が室町幕府第2代将軍・足利義詮に嫁ぎ、第3代将軍・足利義満を産んだという!
以来、足利将軍家との関係を深めて栄えたそうですよ。
足利義満・義教・義政らが度々参詣したといいます。
特に足利義満は八幡宮を崇敬していたため、20回以上も石清水八幡宮を訪れたんだって。
義教・義政も度々訪れ、足利将軍家と善法寺家は密接な関係で続いたそうですよ。
●表門
●表門
・1759年再建
・本瓦葺 薬医門
・京都府指定文化財
良子は善法律寺へ自分の好きな紅葉をたくさん寄進したといいます。
ということで、境内には現在も約100本の紅葉が茂ってるんだって。
そのため、このお寺は別名・紅葉寺と呼ばれているそうですよ。
シーズンになると境内は真っ赤に染め上がり、紅葉の人気スポットとして大勢の参拝者で賑わうんだって・・・し、知らなかった(^^;)
本堂
●本堂
●本堂
・江戸時代前期再建
・本瓦葺 入母屋造
・京都府指定文化財
もともとこの本堂は石清水八幡宮にあった社殿で、1278~1288年の建立といわれています。
それを江戸時代前期に現在地へ移築したんだって。
ということで、本堂は神社建築のお堂になってるという!
素人目で見ても違いがわかっちゃうくらい、独特な雰囲気のあるお堂でした。
もともとは彩色が施されていたのでしょうか?
板壁や扉は何ともいえない色合いになっていました。
そんなこんなで、本堂で参拝。
奈良・唐招提寺の末寺で宗派は律宗。
善法寺家より西に位置していたため、かつては西の寺と呼ばれていたといいます。
本尊は八幡大菩薩神像(僧形八幡)!
八幡大菩薩さんを本尊とするお寺さんって珍しいですね!
もともとは石清水八幡宮に安置されていたそうですよ。
1868年の神仏分離後、廃仏棄釈によりこのお寺に遷されたんだって。
堂内にはたくさんの仏像さんが安置されています。
●八幡大菩薩神像(本尊)
・平安時代末期作
等身大の彩色坐像で、左手に宝珠、右手に錫杖を持っています。
●不動・愛染明王像
・鎌倉時代作
本尊・八幡菩薩神像の脇侍です。
●宝冠阿弥陀如来坐像
・南北朝時代作
宝冠阿弥陀如来さんは、奥殿に安置されています。
もともとは、石清水八幡宮の極楽寺・宿院頓宮に安置されていたんだって。
●千手観音菩薩立像
・鎌倉時代作
千手観音さんも奥殿に安置されています。
●本堂拝観
・事前連絡が必要
・志納金(500円~)
●本堂
・江戸時代前期再建
・本瓦葺 入母屋造
・京都府指定文化財
もともとこの本堂は石清水八幡宮にあった社殿で、1278~1288年の建立といわれています。
それを江戸時代前期に現在地へ移築したんだって。
ということで、本堂は神社建築のお堂になってるという!
素人目で見ても違いがわかっちゃうくらい、独特な雰囲気のあるお堂でした。
もともとは彩色が施されていたのでしょうか?
板壁や扉は何ともいえない色合いになっていました。
そんなこんなで、本堂で参拝。
奈良・唐招提寺の末寺で宗派は律宗。
善法寺家より西に位置していたため、かつては西の寺と呼ばれていたといいます。
本尊は八幡大菩薩神像(僧形八幡)!
八幡大菩薩さんを本尊とするお寺さんって珍しいですね!
もともとは石清水八幡宮に安置されていたそうですよ。
1868年の神仏分離後、廃仏棄釈によりこのお寺に遷されたんだって。
堂内にはたくさんの仏像さんが安置されています。
●八幡大菩薩神像(本尊)
・平安時代末期作
等身大の彩色坐像で、左手に宝珠、右手に錫杖を持っています。
●不動・愛染明王像
・鎌倉時代作
本尊・八幡菩薩神像の脇侍です。
●宝冠阿弥陀如来坐像
・南北朝時代作
宝冠阿弥陀如来さんは、奥殿に安置されています。
もともとは、石清水八幡宮の極楽寺・宿院頓宮に安置されていたんだって。
●千手観音菩薩立像
・鎌倉時代作
千手観音さんも奥殿に安置されています。
●本堂拝観
・事前連絡が必要
・志納金(500円~)
五輪塔と大西坊墓塔と石仏
●五輪塔
●五輪塔
・鎌倉時代建立
境内には大きな五輪塔がありました。
どうやらこの五輪塔は、もともと大乗院にあったものらしいです。
●大西坊墓塔
大西坊とは男山四十八坊の坊舎の1つらしいです。
そんなこんなでこの墓石は、大西坊の覺運・運應・覚助さんのお墓のようです。
なんと、この墓石は2013年に善法律寺の境内で発見されたものなんだって。
●覺運とは?
覺運とは、忠臣蔵で有名な大石内蔵助良雄の養子となったお方です。
大石内蔵助良雄の弟・専貞の跡を継いで大西坊の住職に就いたといわれています。
江戸時代の地誌・男山考古録に、赤穂義士討入りの手助けをしたと記されているそうです。
また、衰退していた大西坊を復興し、大西坊の中興の祖となったとも記されているそうです。
●石仏
境内には4体の石仏さんが並んでいました。
お地蔵さんかなぁ・・・と思ったら肉髻があるのでどうもお地蔵さんではないっぽい。
一体全体どちらさんなんでしょ?
前掛けがあったので判別できませんでした。
●弁天堂(多分)
その他、弁天堂(多分)がありました。
小さな小さなお寺さんですが、それなりに見どころがあって素敵なお寺さんでしたよ。
●五輪塔
・鎌倉時代建立
境内には大きな五輪塔がありました。
どうやらこの五輪塔は、もともと大乗院にあったものらしいです。
●大西坊墓塔
大西坊とは男山四十八坊の坊舎の1つらしいです。
そんなこんなでこの墓石は、大西坊の覺運・運應・覚助さんのお墓のようです。
なんと、この墓石は2013年に善法律寺の境内で発見されたものなんだって。
●覺運とは?
覺運とは、忠臣蔵で有名な大石内蔵助良雄の養子となったお方です。
大石内蔵助良雄の弟・専貞の跡を継いで大西坊の住職に就いたといわれています。
江戸時代の地誌・男山考古録に、赤穂義士討入りの手助けをしたと記されているそうです。
また、衰退していた大西坊を復興し、大西坊の中興の祖となったとも記されているそうです。
●石仏
境内には4体の石仏さんが並んでいました。
お地蔵さんかなぁ・・・と思ったら肉髻があるのでどうもお地蔵さんではないっぽい。
一体全体どちらさんなんでしょ?
前掛けがあったので判別できませんでした。
●弁天堂(多分)
その他、弁天堂(多分)がありました。
小さな小さなお寺さんですが、それなりに見どころがあって素敵なお寺さんでしたよ。
御朱印情報
●御朱印の種類
・善法律寺の御朱印(八幡大菩薩)
●御朱印の受付場所
・庫裏
●御朱印の受付時間
・不明
●御朱印の料金
・300円
●期間限定・特別御朱印
・本尊・八幡大菩薩の御影(金紙御朱印)
・書置き
・500円
●オリジナル御朱印帳
・なし
・善法律寺の御朱印(八幡大菩薩)
●御朱印の受付場所
・庫裏
●御朱印の受付時間
・不明
●御朱印の料金
・300円
●期間限定・特別御朱印
・本尊・八幡大菩薩の御影(金紙御朱印)
・書置き
・500円
●オリジナル御朱印帳
・なし
ご朱印についてのお問い合わせがありましたので、お知らせします。通常のご朱印に予約は必要ありませんが、現在、書き手が2人しかいませんので、都合により2人共、不在の場合は書き置きになります。「是非、朱印帳に直書きを!」とご希望の場合のみ、事前に電話で確認の上、ご来寺下さい。#ご朱印 pic.twitter.com/vCvRHHYFxq
— 善法律寺 (@ritsuji1257) December 5, 2020
(2021年1月 更新)本堂の特別公開に併せ、通常の朱印の他に、11月21日(土)と22日(日)の2日間限定で、本尊八幡大菩薩の御影(みえい)の朱印を授与致します。朱印料は500円。金紙の一枚書きのみです。(朱印帳に押印することはできません) #限定御朱印 #特別拝観 pic.twitter.com/MEYC8e2X9Z
— 善法律寺 (@ritsuji1257) November 16, 2020
参拝情報とアクセス
●開門時間
・8:00~17:00
●本堂拝観
・事前連絡が必要
・志納金(500円~)
●京阪・石清水八幡宮駅
●最寄りの駅
・京阪・石清水八幡宮駅から徒歩20分
●最寄りのバス停
・走上りバス停から徒歩5分
●駐車場
・無料の専用駐車場あり(10台)
・8:00~17:00
●本堂拝観
・事前連絡が必要
・志納金(500円~)
●京阪・石清水八幡宮駅
●最寄りの駅
・京阪・石清水八幡宮駅から徒歩20分
●最寄りのバス停
・走上りバス停から徒歩5分
●駐車場
・無料の専用駐車場あり(10台)