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霧島神宮古宮址
本日は天孫降臨地・天逆鉾を拝むために高千穂峰を登山してきました。
霧島連山の1つ・高千穂峰は標高1574mの霊峰。
登山ルートはいくつかあるようですが、高千穂河原ビジターセンターからのルートで登ることにしました。
理由は簡単!
ネットの情報に初心者コースと書いてあったから!
そんなこんなで、高千穂河原ビジターセンターから徒歩すぐ。
霧島神宮古宮址の鳥居に到着。
まずは霧島神宮古宮址で登山の無事を祈ってきました。
現在、霧島神宮はここから7.5km離れた地に鎮座していますが、もともとはこの地に鎮座していたんだって。
1234年までの約290年間、この地に鎮座していたそうですが、霧島山の噴火によって焼失してしまったんだって。
この古宮址は、現在も霧島神宮にとって神聖な地として重要視されていて、毎月10日に古宮址月次祭。
そして毎年11月10日には天孫降臨御神火祭が斎行されるんだって。
高千穂峰登山
そんなこんなで、登山開始。
念願の天逆鉾にお会いできるということでルンルンです。
開始直後の登山道は綺麗に整備されているのでとても歩きやすいです。
いつもなら熊の恐怖におびえてビクビクしながら山を登っていますが、九州には熊がいないということで鼻歌まじりでルンルン。
いつも派手に鳴っている熊鈴もポッケの中で居眠り中です。
平和だぁ~。
そうこうしていると、登山道がなくなりゴツゴツとした岩山が登場!
溶岩混じりの急坂が始まりました!
ご覧の通り道がないので、足元の良さそうな岩を見つけながらの登山となりました。
これがこれが結構な急斜面で、おまけに風も強まってきたので、時よりフラつくことも!
ネットに書いてあった初心者コースって・・・(笑)
そんなこんなで、ノンスポーツマンの私にとっては酷な登山になっています。
宮崎県小林市出身の会社の先輩が
『高千穂峰?あれは小学校の遠足で登る山よ。』
と言っていたが、ウソだということが判明(笑)
早速、ラインで『話しが違うんですけど!』と送る。
騙された(笑)
それにしてもキツい・・・。
前を歩く嫁はんがどんどん遠くなっていく!
霧の中に消えていく!
私、完全に足を引っ張ってる気がするぞ・・・!
置いてかないで・・・。
標高が高くなるにつれ、霧が濃くなり風が強くなってきました。
うぅぅ~ん・・・それにしてもおかしい。
前日のてんきとくらすの登山情報では登山指数Aだったはずだが・・・
ちょっと気になったので、再度てんきとくらすにアクセス。
・・・
・・・・・
登山指数Cになっとるやないかぁ~い!
しかも山頂付近は風速20m!
気温は3度っ!
ちなみに登山指数Cは登山に適してない予報です。
つまり、やんわりと登山しちゃダメよと言っているのです。
前日見たAで安心しきっていたせいで、登山前に指数を確認するのを怠っていました!
完全に油断していました!
そんなこんなで、なんとか御鉢火山(火口)に到着!
スゴっ!
ジオっぷりがスゴいです!
ということで、休憩がてら感動の時間を過ごすことに。
そして再出発。
道幅の狭い火口の淵をテクテク・・・
なんか先が白いんですけど!
何も見えないんですけど!
さらに
立ってられないんですけどっ!
これが風速20mのパワーかっ!
しかもさっぶ!
そんなこんなで、モロに横風を受けつつ斜めになりながら歩いてたんだけど、身の危険を感じたため四足歩行で進むことに。
鼻水を垂らしながら這いつくばるひと時。
ということで、ここからは写真がありません。
カメラを持つ余裕などございませんでした!(笑)
・・・
・・・・・
四つん這いになりながら・・・
登山前のルンルン姿が走馬灯のように頭をよぎる・・・
あの時は無邪気で楽しかったなぁ・・・(笑)
あっ。
飛んでいく鼻水がスローモーションに見えた。
私、このまま死んでいくのかなぁ!
とかなんとか思いながら、無事天逆鉾に到着!
感動!
そして感動!
以上!
さぶい!帰ろっ!
登山時間2時間半。(上り)
山頂の滞在時間2分(笑)
いっそ風に飛ばされてスタート地点に着地したい!
登山前は天逆鉾の前でコーヒーを沸かしてノンビリするという青写真を描いてましたが、こんな状況じゃ火が点かない。
というか、バーナーごと飛んでいく。
無駄に荷物を増やしただけだったなぁ!
下山中、霧から抜け出せたときの安堵感・・・一生忘れない。
そんなこんなで、本日学んだこと。
山をナメるな!