西明寺の御朱印情報~京都府京都市右京区梅ケ畑槇尾町1~

住 所京都府京都市右京区梅ケ畑槇尾町1
宗 派真言宗 大覚寺派
由 緒824年~834年、空海の高弟・智泉大徳が神護寺の別院として創建したお寺です。その後荒廃しましたが、1175年~1178年に和泉国・槙尾山寺の我宝自性上人が中興し、本堂・経蔵・宝塔・鎮守などを建立したという。1290年、神護寺から独立しました。その後、兵火により堂塔が焼失。1602年に明忍律師が再興しました。
HP槙尾山 西明寺公式サイト|真言宗大覚寺派
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山門

●三尾の名刹・西明寺

とても京都市内とは思えないくらい山深い地に位置する西明寺。神護寺・高山寺と合わせて三尾の名刹と呼ばれています。またこの3寺を巡ることを三尾めぐりといいます。とても小さなお寺ですが、運慶作の清凉寺式釈迦如来像など仏像ファンにはたまらないお寺でございました。

●表門
・1700年建立
・薬医門
・京都の有形指定文化財



表門前の石階段がグニャグニャでした。このグニャグニャ感・・・漫画とかゲームで、どこかにワープする時の感じですね。
そんなこんなで俗世から聖域へワープ!



山門をくぐって振り返ると、梁が丸太!こりゃ面白い。

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鐘楼

●1音100円

鐘突きは1音100円でした。とてもありがたいです。何がありがたいって、京都で鐘を突けるお寺ってホントに少ないから。私は真面目だからか楽器好きだからか、とにかくお寺に行ったら鳴らしたいのよ。鐘を突かないと、何だかモヤッとするんです。



お寺に行ったら、山門で1礼。手水して鐘鳴らして本堂で読経。このルーティーンは守りたい。

そんなこんなでゴーーーン

キモチいいぃぃぃ。

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本堂

●桂昌院が寄進した本堂

●本堂
・1700年建立
・総ケヤキ造り
・徳川綱吉の生母・桂昌院が寄進




オリジナル瓦には桂昌院の家紋がありました。
蟇股は力が抜けるほどチープです。

●堂内には運慶作の清凉寺式釈迦如来像が!

~本堂内に安置されてる仏像~
●清凉寺式釈迦如来像
・鎌倉時代作 国重文
・運慶作

●千手観音立像
・平安時代作 国重文

●愛染明王像
・鎌倉時代後期作

●清凉寺式釈迦如来像とは
清凉寺式釈迦如来像とは清凉寺の本尊・釈迦如来像を模刻した仏像さんのことです。清凉寺の本尊・釈迦如来像は、インド → 中国 → 日本と伝来したことから三国伝来の釈迦像と呼ばれてます。お釈迦さんが存命中にその姿を写した像として信仰を集め、全国で清凉寺式釈迦と呼ばれる模刻が多数制作されました。現在、全国に約100体の清凉寺式釈迦如来像が現存しているそうです。


堂内では、お寺の方が丁寧かつアットホームかつ面白おかしく仏像の説明をしてくれました。堂内には私の他に、オジサンが2名(私もオジサンだが)いました。そんなこんなで、私も含めオジサン3名で、仏像の説明を聞いてきました。お寺の方が発する面白トークに笑うオジサン3人。重低音の笑い声が堂内に響く不気味なひと時でした。

今まで10体ほどの清凉寺式釈迦如来像を拝見してきましたが、大体の清凉寺式はおい!?っていうくらい本家と似ても似つかない容姿をしているのですが、ここの清凉寺式はテクニックを含めかなりレベルの高い仏像さんでした。それもそのはず運慶作ですもの!

かなり間近で拝観できるのでオススメです。

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聖天堂と客殿


●聖天堂
・歓喜天像を祀る

歓喜天とは裸で抱き合う象さんの像です。
夫婦和合の神様として信仰されてます。

●客殿
・江戸時代前期移築
・もともとは食堂で、僧侶の生活や戒律の道場として使用されていたようです。



参道から古げな宝篋印塔を望む。清滝川が綺麗でした。

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御朱印


御朱印は本堂内で頂きました。

西明寺の地図

 

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