日御碕神社の参拝記と御朱印情報~日の本の夜を守る神社~(島根県出雲市大社町)

都道府県別
住 所島根県出雲市大社町日御碕455
祭 神日沈の宮(下の宮)
天照大御神

神の宮(上の宮)
素盞嗚尊
社 格式内社・旧国幣小社
霊 場出雲国神仏霊場 第20番
由 緒日沈の宮(下の宮)と神の宮(上の宮)を総称して日御碕神社と呼ばれてます。日沈の宮(下の宮)は、紀元前156年、開化天皇の勅命で島上に神殿を造営したのが始まりで、948年に現社地へ遷座したという。伊勢神宮が日の本の昼を守るのに対し、日御碕神社は日の本の夜を守れという勅命を受けた為、日沈の宮と呼ばれるようになりました。神の宮(上の宮)は、もともと現在地背後にある隠ヶ丘に鎮座していました。紀元前536年、安寧天皇の勅命で現社地に遷座したという。
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日の本の夜を守る日御碕神社

●出雲風土記に美佐伎社、延喜式に御碕社の名で登場する古社!

この日御碕神社は、出雲風土記に美佐伎社・御前社・百枝槐社と記載されている古社なんだって。

●スサノオを祀る美佐伎社・・・もともと経島に鎮座していた社。現在の神の宮(上の宮)のこと。

●アマテラスを祀る百枝槐社・・・現在の日沈の宮(下の宮)のこと。ちなみに百枝槐社と書いてももええにす社と読むらしい。

御前社は不明です。

●楼門・・・1644年建立 国重文
徳川幕府3代将軍・徳川家光の命で建立。
楼門には一対の木造・狛犬がおられました。木製なのにメカニックなフォルム・・・身体能力高そうな体型だなぁ。
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日沈の宮(下の宮)と神の宮(上の宮)

●アマテラスとスサノオを祀る神社です。姉弟の上下関係を気にしてみる・・・。

●日沈の宮(下の宮)・・・アマテラスを祀る。
●神の宮(上の宮)・・・スサノオを祀る。

境内には日沈の宮と神の宮という2棟の社殿が建ってます。祀られている神様は日沈の宮にアマテラス。神の宮にスサノオ。この2神はイザナギの禊で生まれた姉弟なのですが、弟であるスサノオを祀る神の宮(上の宮)は姉のアマテラスを祀る日沈の宮(下の宮)を見下ろす位置に鎮座してるという!

アマテラスとスサノオは誓約で壮絶な占いバトルを繰り広げた仲。誓約で勝利宣言をしたスサノオは暴君と化し破壊王となりました。神殿にウンコをまき散らしたりもしました。もうやりたい放題です。そういう経緯があるので、この神社の社殿の配置を見ていると、ついつい上下関係が逆転した姉弟のドロドロストーリーを妄想してしまうのです・・・(笑)

●実際は・・・
実は神の宮(上の宮)が日沈の宮(下の宮)よりも高い場所にあるのには理由があるのです。出雲の国造りをしたスサノオが、根の国(黄泉の国)より『この柏の葉っぱの止まる所が我が神魂の住み家じゃ~』と葉っぱを投げて占ったところ、葉っぱは風に舞いこの神社背後の隠ヶ丘に止まりました。その後、安寧天皇の勅命で現在地に移ったんですって。神の宮が日沈の宮よりも高い場所にあるのは、占いの結果だったんですね。

このサイトで誓約のことや神様の家系図などをわかりやすくイラストで紹介してくれてます。

[6]手に負えないスサノオとアマテラスの対決
アマテラスとツクヨミは、それぞれの場所をしっかりと治めていたが、スサノオだけは海を治めないで、ずっと泣き喚いる。アマテラスとスサノオの対決でも神々が生まれる。
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日沈の宮(下の宮)

●伊勢神宮が日本の昼を守り、日御碕神社は夜を守る

●日沈の宮(下の宮)・・・天照大御神を祀る。
1644年建立 国重文。
徳川幕府3代将軍・徳川家光の命で建立。

伊勢神宮が日の本の昼を守るのに対し、日御碕神社は日の本の夜を守れという勅命を受けた為、日沈の宮と呼ばれるようになりました。

拝殿・本殿ともに檜皮葺き屋根の入母屋造で権現造様式が採用されています。本殿を拝殿・幣殿より高い位置に置くなど、高低差のある地形をうまく利用して建てられてます。

境内には何故か海藻がたくさん落ちてました。まさかさっきまで海中に沈んでたんじゃないでしょうね?そして、私の登場と共に海中からザバ~と出現してきたとか。そんな感じで勝手に陸地に建つ竜宮城のような印象を受けたひと時でした。
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日沈の宮(下の宮)の彫刻

●妻飾りにはアマテラス・ツクヨミ・スサノオの3姉弟が!

本殿の妻飾りには太陽の彫刻がありました。
●太陽・・・アマテラス
●月・・・ツクヨミ
●星・・・スサノオ
を表してるといわれてます。

アマテラスが太陽はわかる。ツクヨミが月もわかるわかる。スサノオが星・・・ひぇっ! もしかしたらスサノオはスターっていう意味なのか!?海の彫刻だったら気持ちよくまとまるのになぁ。

●スサノオの神格は・・・
アマテラス(太陽神)・ツクヨミ(月神)は明確な神格があるのに、実のところスサノオには明確な神格がないのです。スサノオはイザナギから大海原をおさめよと命じられているので海神と同一視されてみたり、根の国(黄泉の国)のキングとして登場してみたり、型にはまらないフリーなスタンスをとってます。

●木鼻・・・それにしても拝殿のポップな木鼻が可愛かったです。大工さんの遊び心でしょうか?かなりネコ寄りの獅子です。アポロのような毛並みも可愛いかったです。

●蟇股・・・十二支かなぁって思って見ていたら鯉が!どうやら十二支の蟇股ではなさそうです。その他、鶴亀や松竹梅や三猿の蟇股があります。
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神の宮(上の宮)

●神の宮(上の宮)・・・素盞嗚尊を祀る。 1644年建立 国重文。
徳川幕府3代将軍・徳川家光の命で建立。

拝殿・本殿ともに檜皮葺き屋根の入母屋造で権現造様式が採用されています。
日沈の宮・神の宮、両本殿の内陣の壁や天井には狩野派や土佐派の壁画&天井画が描かれているんですって。どこまで素敵な社なんだ。

鳥居・回廊・禊所・宝庫

●境内には12棟2基の国重文が!

①日沈宮(下の宮)本殿
②日沈宮(下の宮)幣殿・拝殿
③日沈宮(下の宮)玉垣
④日沈宮(下の宮)禊所
⑤日沈宮(下の宮)廻廊
⑥日沈宮(下の宮)楼門
⑦日沈宮(下の宮)門客人社
⑧神の宮(上の宮)本殿
⑨神の宮(上の宮)幣殿・拝殿
⑩神の宮(上の宮)玉垣
⑪神の宮(上の宮)宝庫
⑫神の宮(上の宮)鳥居(2基)

その他、国宝・白糸威鎧(鎌倉時代作)を所有してます。

境内図

●境内社

●門客人社 ●宗像神社 ●蛭児神社
●荒魂神社 ●荒祭社 ●韓国神社
●御井神社 ●稲荷神社 ●十九社摂末社

ひと足のばして出雲日御碕灯台へ!

●石造灯台としては日本一の高さを誇る出雲日御碕灯台!

●出雲日御碕灯台・・・1903年建立。国の登録有形文化財。
世界灯台100選の1つであり日本の灯台50選の1つ。

●地上からの高さ・・・43.65m
●海面から灯上までの高さ・・・63.30m
●構造・・・外壁は切石積み。内部はレンガ積み。外壁と内壁の間に空間を作った特殊な二重構造になってます。

島根半島の最西端の断崖にそびえ立つ石造灯台で、塔上からの光は48万カンデラ。夜間は約40km先の海上まで照らすことができるという。

●営業時間・・・9:00~16:30
●休業日・・・12月30日~12月31日
●内部見学料・・・200円(こども無料)

出雲日御碕灯台資料展示室
灯台には灯台資料展示室が併設されてます。

●営業時間・・・9:00~16:30
●休業日・・・12月30日~12月31日

御朱印

●御朱印情報

御朱印は授与所で頂きました。

年間行事

祭事・神事

●1月3日・・・御寄神事
●1月7日・・・御饗神事
●1月11日・・・釿始祭
●1月5日(旧暦)・・・和布刈神事
●8月7日 ・・・例大祭/神幸祭(夕日の祭)
●9月1日・・・爪剥祭(八朔祭)
●11月11~17日(旧暦)・・・神在祭/神去出祭
●12月31日・・・神劔奉天神事

日御碕神社の地図

スサノオゆかりの地

スサノオゆかりの地をまとめてみました。

●スサノオの足跡を探す旅~スサノオゆかりの地~
スサノオの足跡を探す旅~スサノオゆかりの地~(14スポット)
スサノオの生誕地●江田神社宮崎県宮崎市阿波岐原町産母127スサノオが生まれたみそぎ池がある神社。スサノオが乗った船●韓竈神社島根県出雲市唐川町408古事記では高天...
●メニュー
・スサノオの生誕地
・オロチ退治に使用した酒壺を祀る
・スサノオがオロチを退治した場所
・天叢雲剣(草薙剣)発祥地
・オロチの首を埋めた地
・スサノオ夫婦の新居跡
・スサノオ終焉の地
などなど・・・

随時更新していきます。
 

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