西宮神社の御朱印~蛭子系・えびす神社の総本社~(兵庫県西宮市社家町)

所在地兵庫県西宮市社家町1−17
祭 神主祭神
・西宮大神(蛭子命)
配祀神
・天照大御神・大国主大神・須佐之男大神
札 所神仏霊場巡拝の道67番(兵庫2番)
由 緒創建年は不詳。その昔、鳴尾の漁師が神戸・和田岬の沖で漁をしていたところ、網に神像がかかりました。そして、漁師はその神像を持ち帰って家にお祀りしました。ある日、漁師の夢に神像が現れ『私は蛭子の神である。丁寧に祀ってもらって有り難いが、ここより西の方に良い宮地があるので、そこに宮を建てて祀ってもらいたい』とお告げがありました。そんなこんなで、漁師は蛭子の神を輿に乗せて良い宮地を求めて旅立ちました。すると神像がこの地に留まったので、漁師は宮を建立して蛭子の神を祀りました。それがこの神社の始まりといいます。
HPえびす宮総本社 西宮神社 公式サイト
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西宮神社とは?

●西宮神社とは?

~西宮神社の境内図~

全国に約3500あるえびす神社の総本社であります西宮神社に到着。

西宮神社は日本三大えびすの1つとして知られ、十日戎で行われる福男選びで有名な神社です。

ちなみに日本三大えびすとは、西宮神社(兵庫)・今宮戎神社(大阪)・京都ゑびす神社(京都)です。

全て関西の神社となっております。

実は十日戎も関西を中心としたお祭りで関東にはないという。

エビスさんといえば漁業・商売繁盛の神
古くから商業の中心地として栄えた関西では、エビスさんは大人気の神様なんですね。
今宮戎神社の御朱印情報~大阪府大阪市浪速区恵美須西1丁目6−10~
住 所大阪府大阪市浪速区恵美須西1丁目6ー10祭 神天照皇大神・事代主神・素盞嗚命・月読尊・稚日女尊由 緒飛鳥時代、四天王寺建立の際に西方の守護神として創建したのが始まり。この地はかつて漁村だったことによ...

●エビス神とは?

そんな大人気のエビスさんですが、エビスさんには蛭子系事代主系という二系統のエビスさんがあるということはあまり知られていません。

この西宮神社は蛭子系・エビス神社の総本社なんです。
ちなみに事代主系・エビス神社の総本社は島根県の美保神社です。
美保神社の御朱印~事代主系・えびす神社の総本社~(島根県松江市美保関町)
所在地島根県松江市美保関町美保関608祭 神事代主神・三穂津姫命社 格式内社・旧国幣中社・別表神社由 緒創建年は不詳。奈良時代に編纂された出雲国風土記に記載されていることから、奈良時代以前には存在...

●ザックリと簡単に蛭子神とは?
蛭子神とは、国産みの際、イザナギとイザナミとの間に生まれた最初の神様です。

しかし、子作りの際に女神であるイザナミから声をかけたことが原因で不具の子に生まれてしまいました。
そんなこんなで、蛭子神は葦の舟に入れられてオノゴロ島から海に流されてしまいました。。

ちなみに蛭子と書いてヒルコと読みます。
水蛭子・蛭児と表記されることもあります。
蛭子能収さんのように、蛭子と書いてエビスと読んじゃったりもします。

エビスとは、本来は異邦人や漂着物やクジラ、はたまた水死体を指す言葉だといわれています。
そういったものをエビスと呼んで丁重に扱っていたんだって。

それがいつしかインドや中国から渡ってきた七福神と結びついて福の神となりました。

江戸時代には庶民にも広く信仰されるようになり、商売繁盛・漁業の神様・えべっさんとして親しまれ、現在に至ります。

ということで、西宮神社の由緒にある漁師の網にかかった神像も漂着物パターンのエビス神ということになります。

こちらに蛭子神について詳しく書いています。
蛭子神(ヒルコのカミ)
イザナギとイザナミの失敗作 神性 福徳の神 航海・漁業の神 エピソード イザナギとイザナミの国生みで最初に生まれた子だったが まぐわいの儀式の段取りを間違ってしまい不完全な子が生まれたよ。 3歳になっても足が立たなかった

●ザックリと簡単に事代主神とは?
事代主神とは大国主命の子で、国譲り神話で登場する神様です。

建御雷神が大国主命に国譲りを迫った際、大国主命は『私1人では決められないから、息子にも聞いてみてください』といいました。
そんなこんなで、建御雷神は美保関で釣りをしていた事代主神のところへ行き、国譲りの交渉をしました。
そして、事代主神は国譲りを承諾しました。

この神話からもわかるように、事代主神は釣り好きの神様です。
釣り竿と鯛を持ったエビス像は、この神話をモチーフにしているんですね。
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表大門と大練塀

●境内入口

そんなこんなで、参拝開始。


●表大門(赤門)

●表大門(赤門)
・1604年再建
・本瓦葺 切妻造 四脚門
・高さ 9m
・豊臣秀頼が建立
・国指定重要文化財

この門は、1654年の火災、1945年の戦火、1995年の震災にも耐えた貴重な文化財なんだって。


ちなみに、こちらが福男選びでスタート地点となる門です。

扉は1枚あたり3.7m × 2.4m。
ということで、間口は大体4.8m。

テレビで見ると大きな門からドバーと人が飛び出してくるイメージですが、実際に見ると思っていたより小さな門でした。
こりゃ、並び順のクジで先頭集団にいないと無理そうだなぁ!


~画像はニュース番組より~

ちなみに、こちらがお馴染みの画像です。

開門と同時にすんごい勢いで飛び出してきています。
もし私が参加したなら、この時点でコケて踏みつぶされているだろうなぁ。


●大練塀

●大練塀
・室町時代初期再建
・全長247m
・日本最古の築地塀
・日本三練塀の1つ
・国指定重要文化財

表大門の両サイドには見るからに古そうな築地塀がドーンと伸びていました。

なんと、全長247m!

約4m単位の築地塀を62ブロックに分けて構成してるんだって。

ちなみに、築地塀とは泥土を棒で突き固めてつくった塀のことです。

そして、なんとこの大練塀は日本最古の築地塀だという!

建造年は不明ですが、1950年の大修理の際に塀の中から宗銭3枚と元銭1枚が発見されたことにより室町時代に再建されたことが判明したんだって。


・熱田神宮の信長塀(写真左)
・三十三間堂の太閤塀(写真右)

西宮神社の大練塀は、熱田神宮の信長塀(愛知)、三十三間堂の太閤塀(京都)とともに日本三大練塀の1つに数えられています。

写真は、以前参拝した熱田神宮と三十三間堂の練塀です。
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参道と鳥居と手水舎と狛犬

●参道

そんなこんなで、表大門をくぐると参道に突入。
境内はとても広いです。


●鳥居と手水舎

●鳥居
・1997年建立
・明神鳥居

続いて、茶色い鳥居に到着。
そして手水舎を過ぎると・・・


●参道(魔物の角)

福男選びで魔物の角と呼ばれる最終コーナーに到着。

全力疾走でこの急カーブは難易度高そうです。


●狛犬


●狛犬
・1841年建立

拝殿前には青銅製の狛犬ちゃんがおられました。


とにかくシッポの躍動感がスゴかったです。
躍動し過ぎてシッポが絡まっているという。

なんだか見ようによっては、激しく脱糞をしているようにも見えますね~。
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拝殿と本殿

●拝殿

●拝殿
・1961年再建
・銅板葺 RC造
・千鳥・唐破風付き入母屋造

そんなこんなで、福男選びのゴール地点になる拝殿・本殿に到着。

見るからに頑丈な鉄筋コンクリート造(RC造)でした。
もともとは木造でしたが1945年の空襲で焼失・・・現在の拝殿は、その後に再建されたものです。


全国に約3500あるえびす神社の総本社です。

初詣では約50万人。
十日戎では約100万人の参拝者が訪れるそうですよ!


~画像は西宮えびす 平成二十八年夏号より~

ちなみにこちらが焼失前と現・拝殿の比較です。

焼失前の拝殿には唐破風がなく、昇殿式だったことがわかります。
屋根はおそらく檜皮葺だったと思われます。

狛犬ちゃんの位置は当時と変わらず。
どうやら、当時の姿のままで現存しているみたいですね。


●本殿

●本殿
・1961年再建
・銅板葺
・三連春日造(西宮造)

それにしても、初めて拝見する三連春日造に感動したひと時でした。

三連春日造とは文字通り、春日造が3つ連なった社殿のことです。
三連春日造はこの西宮神社にしかない様式のため、別名・西宮造と呼ばれています。

もともとは、1663年に徳川4代将軍・徳川家綱が寄進したもので国宝だったそうですよ。
しかし拝殿同様、1945年の空襲で焼失・・・その後、1961年に元の姿のまま再建したそうです。

第二次世界大戦で被害を受けた神社の中で、元の姿に復元したのはこの神社だけといわれています。


〜画像は西宮えびす 平成二十八年夏号より〜

ちなみにこちらが焼失前と現・本殿の比較です。

屋根が檜皮葺から銅板葺に変わっただけで、あとは全く一緒だぁ〜。


ちなみに、普段は拝殿までしか入れませんが、正月三が日と十日戎の時は本殿前で参拝ができるそうですよ!


●祭神
●第一殿(右)
・えびす大神(西宮大神・蛭児命)

●第二殿(中)
・天照大神と大国主神

●第三殿(左)
・須佐之男大神

主祭神のえべっさんを祀る第一殿が中央でなく右側に鎮座しているのがちょっと珍しいですね!


ちなみに、西宮市といえば阪神タイガースの本拠地・甲子園球場がある町です。

この西宮神社は、阪神タイガースが必勝祈願をする神社としても有名です。
1962年にリーグ優勝をして以来、毎年西宮神社で必勝祈願をしているんだって。

そんなこんなで、タイガースファンの聖地にもなっています。
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南宮神社と児社(境内社)

●南宮神社

●南宮神社
・建立年不明
・拝殿・・・銅板葺 妻入切妻造
・本殿・・・銅板葺 一間社流造

●祭神
豊玉姫神・市杵島姫神・大山昨神・葉山姫神

この南宮神社は、西宮神社の境内社ではなく廣田神社の境外摂社だという!

・・・どういうこと???

どうやら、もともと西宮神社は廣田神社の末社(戎社)だったという!

つまり、本来の西宮は廣田神社だったという!

ということで西宮の廣田神社に対し、現・西宮神社は南宮と呼ばれていたんだって。
ややこしっ(笑)

ちなみに、西宮の由来には諸説あるそうです。

●説①
廣田神社は、京都から見て西方にある重要な神社ということで西宮と呼ばれるようになった。

●説②
現・西宮神社の御神体が鳴尾から西方へ遷されたから西宮と呼ばれるようになった。

●説③
西宮とは、西宮神社の前身といわれる境内社の大国主西神社(式内社)のことを指している。

そんな複雑な由緒を持つ現・西宮神社でありますが、中世以降に人気が高まり、廣田神社をしのぐほどの賑わいになったといいます。

西宮は、西国街道の宿場町となり、商売繁盛の神様として、また灘五郷の1つ・西宮郷の銘酒とともに隆盛を極めるようになったんだって。


●南宮神社の狛犬

●南宮神社の狛犬
・1845年建立
・砂岩製

南宮神社の社殿前には砂岩製のお座り型の狛犬ちゃんがおられました。
砂岩製のため、風化での傷みが目立っていました。

それにしても、吽形(左)の横にちょんと座る仔犬が可愛い~。


●児社

●児社
・建立年不明
・銅板葺 流造
・児尊を祀る

南宮神社の近くには、南宮神社の末社であります児社がありました。

南宮神社は、西宮神社の境内社ではなく廣田神社の境外摂社ということですから、当然この児社も西宮神社の境内社ではありません

ほんとにややこしい〜(笑)

ちなみに児社と書いてこのやしろと読みます。
祭神の児尊は、幼児の健康を守る神様です。


沖恵美酒神社(境内社)

●沖恵美酒神社

●沖恵美酒神社
・建立年不明
・拝殿・・・銅板葺 妻入切妻造
・本殿・・・銅板葺 一間社流造
・祭神・・・沖恵美酒大神
・通称 あらえびすさん

この沖恵美酒神社は、もともと南西に位置する荒戎町に鎮座していたそうです。
それを1872年に現在地へ遷座したんだって。
当初は椎根津彦命を祀っていたという伝承もあるそうですよ。

通称・あらえびすさんと親しまれていることから、エビス様の荒御魂を祀っているともいわれています。

それにしても、沖恵美神社というところが面白いですね!
さすがお酒の町!


境内には軍配の絵馬がありました。
ということで、この神社は必勝の神として信仰されているようです。

大国主西神社(境内社)

●大国主西神社

●大国主西神社
・建立年不明
・銅板葺 入母屋造
・大己貴命・少彦名命を祀る

この大国主西神社は、西宮神社の前身とも式内社ともいわれる謎に満ちた神社だという。

一体全体どんな神社なんだろう。
ということで調べてみるも、ヒジョ〜に複雑な歴史を持つ神社だったので、上手く文章にまとめることができませんでした(^^;;

ということで大国主西神社の由緒は、公式ホームページの廣田西宮分離、及び大国主西神社の件でご確認ください。

百太夫神社(境内社)

●百太夫神社

●百太夫神社
・建立年不明
・銅板葺 流造
・百太夫神を祀る

祭神の百太夫神は、エビス信仰を全国に広めた傀儡師(くぐつし)の祖神なんだって。


●傀儡師(くぐつし)って何???

傀儡師(くぐつし)とは、西宮神社を本拠とする人形操り師のことなんだって。

室町時代、傀儡師は西宮神社の北側にある散所村(現・産所町)に住んでいたそうです。
1690年頃には、神社の周辺に約40軒の傀儡師が住んでいたといわれています。

傀儡師は、西宮神社の庇護を受けて、神社の札を持って全国を巡っていたんだって。
そして人形を操りながらエビス神の徳を説き、エビス信仰を全国に広めたんだって。

しかし時代が下るにつれ、傀儡師は西宮を離れて淡路島に移ってしまったという。

ちなみに傀儡師の人形操りは、国の無形民俗文化財に指定されている淡路人形浄瑠璃や大阪文楽の源流といわれているそうですよ。


ちなみにこちらが百太夫神の御神影札です。

神明神社と伊勢神宮遥拝所と宇賀魂神社(境内社)

●神明神社

●神明神社
・建立年不明
・銅板葺 流造
・豊受比女命を祀る


社名はどう見ても伊勢系。
しかし、見た目は稲荷系・・・。

狛狐がいて、提灯と幟旗にはしっかりと稲荷大神と書いてある・・・。
しかし、祭神は豊受比女命・・・。

神明なのに稲荷・・・これは一体どういうことだい???

説明板には1873年に稲荷神を合祀と書いてあったので、もともとは伊勢系の神社だったけど稲荷神を合祀したことにより、見た目が稲荷化したということかな???


●伊勢神宮遥拝所と宇賀魂神社


ちなみに境内には、伊勢神宮遥拝所と宇賀魂神社がありました。

●伊勢神宮遥拝所(写真上)
毎年10月17日の神宮祭の時に、ここから伊勢神宮を遥拝するんだって。

●宇賀魂神社(写真下)
・建立年不明
・銅板葺 流造
・宇賀御魂命を祀る

読んで字のごとく宇賀御魂命(稲荷神)を祀る神社です。
神明神社と違って、こちらは正真正銘の稲荷神社です!

1469〜1487年以前から祀られているといいますから、相当古い歴史を持つ神社のようです。


●稲荷神とは?
古事記では宇迦之御魂神。
日本書紀では倉稲魂命と記載されています。

うかのみたまのみことと読みます。

宇迦 → 穀物・植物
→ 神秘・神聖
→ 霊

ということで、稲に宿る神秘な霊という意味になります。
要するに食物の神、いわゆる稲荷神です。

ちなみに、稲荷神の総本社は、京都・伏見稲荷大社です。
伏見稲荷大社の御朱印~稲荷神社の総本社~(京都府京都市伏見区)
所在地京都府京都市伏見区深草藪之内町68祭 神稲荷大神由 緒711年、勅命により秦氏の祖先・秦伊呂巨が、伊奈利山(稲荷山)の3つの峯にそれぞれの神を祀ったのが始まりといいます。山城国風土記には、秦伊呂巨が...

松尾神社と梅宮神社(境内社)

●松尾神社

●松尾神社
・建立年不明
・銅板葺 流造
・大山咋命・猿田彦命・住吉大神を祀る

松尾神社といえばお酒の神様です。

西宮は灘五郷の1つで、古くから酒造りが盛んな地域でした。
西宮は、酒造りに適した播州米・宮水、酒造りに適した気候や技術、そしてお酒を輸送するのに適した西宮の港という地の利に恵まれた日本屈指の酒処として有名です。

そんなこんなで、この松尾神社は1791年に酒造家によって勧請された神社です。

ちなみに、こちらが本場京都・松尾大社の参拝記です。
松尾大社の御朱印~許してください、お酒の神様~(京都府京都市西京区)
住 所京都府京都市西京区嵐山宮町3祭 神大山咋神・中津島姫命(市杵島姫命)社 格式内社(名神大2座)・二十二社(上七社)・旧官幣大社・別表神社札 所神仏霊場巡拝の道 第87番由 緒この地方...

●梅宮神社

●梅宮神社
・建立年不明
・銅板葺 流造
・酒解神を祀る

梅宮神社といえばお酒の神様です。

同一境内に、お酒の神様を祀る神社が2社もあるのって珍しいですね!
さすが日本三大酒処!

ちなみに、こちらが本場京都・梅宮大社の参拝記です。
梅宮大社の御朱印~ネコ好きが集まる神社~(京都府京都市右京区)
住 所京都府京都市右京区梅津フケノ川町30祭 神主祭神酒解神・酒解子神・大若子神・小若子神相殿嵯峨天皇・橘嘉智子(檀林皇后)・仁明天皇・橘清友社 格式内社(名神大4社)・二十二社(下八社)・旧官...

火産霊神社と六甲山神社(境内社)

●火産霊神社

●火産霊神社
・建立年不明
・銅板葺 流造
・火産霊神を祀る

通称・愛宕さんと呼ばれ、火伏せの神様として信仰されています。


●六甲山神社

●六甲山神社
・建立年不明
・銅板葺 流造
・菊理姫命を祀る

この神社は、六甲山・山頂付近に鎮座する六甲山神社(石宝殿)に向かって建っているそうです。
ということで、六甲山神社の遥拝所みたいな神社です。

その他、市杵島神社・庭津火神社がありました。

瑞寶橋と銅鐘と神馬舎など

●瑞寶橋


●瑞寶橋
・1907年奉納
・1922年改修
・国の登録有形文化財

拝殿前の神池には、瑞寶橋という太鼓橋が架かっていました。
この太鼓橋は、1907年に白鷹酒造の辰馬悦叟さんが奉納したものなんだって。

材質は六甲山で採掘された花崗岩。
欄干は青銅製。

ちなみに渡ることはできません。


●銅鐘


●銅鐘
・1610年鋳造
・豊臣秀頼が寄進
・市指定重要美術品

1684年の西宮社旧記に志ゆろうたう(鐘楼堂)という記載があることから、実際に使われていた鐘と思われます。


●神馬舎

神馬舎には、品のある神馬ちゃんがおられました。

その昔、西宮では十日戎の前夜にエビスさんが馬に乗って市中を巡回するといわれていたそうです。

そんなこんなで、その神馬の名残りを伝えてるのがこの姿なんだって。

この神馬ちゃんは、門前の市庭町の有志が代々保存に尽くしてきたそうですよ。


●南門

●南門
・建立年不明
・瓦葺 切妻造 高麗門

扁額にはえびす宮と書かれておりました。


●えびすの森
・県の天然記念物

樹木の多くは樹齢数百年のクスノキらしいです。
大半は樹高25mほどで、中には30mを超えるものもあるそうですよ。

ちなみに、えびすの森は立入禁止でした。


●オリジナル絵馬

絵馬には、えべっさんと鯛がデザインされていました。


●境内の風景

そんなこんなで、境内をプラプラと散策していると、こんなものを発見しました。

一瞬、御朱印に見えてウキッとしましたが、近づいてみると・・・なんだこれ?
よく見たら、御朱ならぬ御朱海老でした(笑)

どうやら神輿を奉賛してくれた方へのお礼のようです。

福男選び

●福男選びとは?

~画像は境内の看板より~

西宮神社といえば、やはり福男選び

毎年1月10日に行われる開門神事福男選びでは何千人もの参加者が本殿めがけて一気に駆け抜けます。
毎年、ニュースで話題になる有名なあれです!

ちなみに福男といいながらも女性の参加もOKらしいです。
しかし、まだ福女は誕生していないそうですよ。


●福男選びの起源

●福男選びの起源
室町時代〜江戸時代、西宮神社周辺では1月9日の夜は家から外出しない忌籠(いごもり)という習慣があって、その間にえべっさんが市中を廻るといわれていたそうです。

ほんでもって、忌籠り明けの翌朝、身を清めて神社に詣でたことが福男選び始まりなんだって。

1905年、神社の近くに阪神電鉄・西宮駅が開業すると、遠方からの参拝者が増え、開門を待ちわびるようになったそうです。
そして、いつからか1番乗りを特別視する風潮が参拝者と神社側に根付いたんだって。

その後、昭和時代初期に福男競争・福男レースといった言葉が使われるようになったそうです。
当時は参拝者が思い思いに走ってお参りをしていたそうで、1921年から17回1番乗りをした人もいるんだって(笑)

この様に参拝客が自然発生的に勝手に始めた経緯があるため、この時点では神事としては扱われていなかったそうです。

神事として執り行われたのは1989年といいますから、神事としての歴史はそれほど深くないようです。


●福男選び(走り参り)

~画像はニュース番組より~

1月10日午前6時に大太鼓が鳴り響き、表大門が開かれると同時に230m離れた本殿まで走り参りをし、先着の3人がその年の福男に認定されます。




~画像はニュース番組より~

ちなみに一番福〜三番福までの賞品は以下の通り。

●一番福
・認定書
・木彫りのえびす様(大)
・副賞 えべっさんのお米1俵(60kg)
・日本酒菰樽4斗(72ℓ)
・エビスビール1年分
・特製法被

●二番福
・認定書
・木彫りのえびす様(小)
・副賞 えべっさんのお米1俵(60kg)
・エビスビール半年分
・特製法被

●三番福
・認定書
・黄金のえびす様大黒様
・副賞 八喜鯛
・エビスビール3ヶ月分
・特製法被

毎年、テレビで拝見する度にいつか参加してみたいと思うもノンスポーツマンの私には無理だろうなぁ(^^;;

御朱印情報

●御朱印の種類
・通常の御朱印1種

●御朱印の受付場所
・授与所

●御朱印の受付時間
・9:00〜17:00
※一部情報では18:00までという噂も

●御朱印の初穂料(料金)
・300円

●期間限定・特別御朱印
・確認できませんでした
(2020年11月現在)


●オリジナル御朱印帳

●神紋とえべっさんと福男選び
・16cm × 11cm
・1000円


●海上渡御祭 再興20年の限定御朱印帳
・16cm × 11cm
・1000円
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西宮神社の地図

拝観情報とアクセス

●開門時間
・4月~8月
 5:00〜19:00

・10月~2月
 5:00〜18:00

・3月・9月
 5:00〜18:30

※1月10日のみ6:00開門


●アクセス
・阪神電鉄・西宮駅から徒歩5分
・JR・さくら夙川駅から徒歩10分

●駐車場
・無料の専用駐車場があります
 

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