櫻井神社・櫻井大神宮の御朱印~二見ヶ浦の夫婦岩が人気~(福岡県糸島市志摩桜井)

都道府県別
所在地福岡県糸島市志摩桜井4227
祭 神●主祭神
神直日神・大直日神・八十枉津日神
●相殿神
島岡大明神・八所産土大神
由 緒1610年、雷雨が起こり稲光りとともに洞窟の岩戸が開いて神霊が現れたそうです。それ以来、次々と霊験あらたかなことが起こったという。その噂を聞きつけた福岡藩2代藩主・黒田忠之が現地に遣いを送りました。そして、この地に神様が住んでいると確信した黒田忠之は社殿を建立。それが櫻井神社の始まりといいます。創建当初は與止姫大明神と称していましたが、桜井8ヶ所の氏神を合祀した際、櫻井神社と改称したそうです。
HP櫻井神社
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鳥居と太鼓橋と手水舎

●境内図

本日は糸島をプラプラと散策しています。

インスタ映えとかなんとかで、近年国内のみならず外国からも人気の糸島

そんな糸島で大人気のスポット・二見ヶ浦(夫婦岩)は櫻井神社の奥宮だという・・・し、知らなかった!(^^;

ということで、二見ヶ浦に行く前に櫻井神社を参拝してきました!

まずは境内図を眺めながら予習・・・

・・・ふむふむ

….〆(・ω・。)メモメモ

どうやらこの神社は、櫻井神社櫻井大神宮二見ヶ浦からなるトリプルメインの神社のようです。

一体全体、どんな神社なんでしょ?
ドキドキワクワク。

そんなこんなで、参拝開始。


●鳥居

●鳥居①
・1631年建立
・明神鳥居
・福岡藩2代藩主・黒田忠之が寄進

この鳥居は、黒田長政が奉納した日光東照宮の石鳥居と同じ可也山から切り出されたものなんだって。


●太鼓橋

●太鼓橋
・1632年頃架橋
・橋長 5.4m
・橋幅 2.7m
・県指定重要文化財

そんなこんなで、鳥居をくぐると太鼓橋に到着。
この太鼓橋は創建当初からあるそうですよ。

ということで約390年もの間、神様の住む土地と人間の住む土地の架け橋として活躍中なんだね。

これまで何人の人が渡ったんだろうねぇ?
そして何人の人が滑り落ちたんだろうねぇ?


そんなことより、橋脚4本のうち1本だけ中継ぎしてあるのは、運搬中に誤って折れちゃったからなんだって。


●参道

太鼓橋を渡ると、丸石が敷き詰められた参道に突入。

神気に満ちた素敵な参道でした。


●手水舎


●手水舎
・建立年不明
・瓦葺 切妻造

まるでハープのような手水でした。
いや、玉のれんと言った方が伝わりやすいか。

そんなことより、井神社ということで、蟇股には桜の神紋がありました。
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楼門と狛犬

●楼門

●楼門
・1632年頃建立
・銅板葺 三間一戸 入母屋造
・県指定重要文化財

続いて、古建築オーラビンビンの楼門に到着。
この楼門の正確な建立年は不明ですが、創建間もなくの建立と伝わっているらしいですよ。


現在は銅板葺の屋根ですが、当時の古絵図によると創建当初は瓦葺だったみたいです。

写真では上手く撮れませんでしたが、基礎部分の柱が朽ちていて、ほんのちょっとだけ後ろに傾いていました。
だいぶ弱っています・・・(_ _;)


●楼門の扁額
・1716年 作

楼門正面には正一位與止姫大明神と書かれた扁額が掲げられていました。

由緒によると、創建当初は與止姫大明神と称していたといいます。
その後、桜井8ヶ所の氏神を合祀した際、櫻井神社と改称したんだって。

それにしても祭神は神直日大神様・大直日大神様・八十禍津日神なのに・・・なぜ與止姫大明神なんだろう(^^;


楼門には神紋の桜がありました。
ただの桜かなぁ~と思っていたら、桜の中に桜があるという。
これは櫻井櫻という紋なんだって。

あと帰宅後に気付いたのですが、蟇股には黒田家の家紋・藤巴がありました。
ギリ写真に写ってる(笑)


●狛犬①②

●狛犬①②
・奉納年不明
・浪速狛犬(?)

楼門前にはコロナ対策をキメた狛犬ちゃんがおられました。

奉納年を確認することができませんでしたが、見る限りとても古そうな狛犬ちゃんでした。
もしかしたら、創建当初からいらっしゃる狛犬ちゃんなのかも?
とかなんとか、勝手に推測してみたひと時でした。

尻尾を見る限り、浪速狛犬に近い作風でした。
個性派狛犬が点在する糸島では珍しい正統派狛犬です。


●狛犬③④

●狛犬③④
・1943年奉納

そんなこんなで楼門をくぐると、ビックリした表情の狛犬ちゃんが登場。

いやいやいや、こっちがビックリだよ!(笑)
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拝殿と本殿

●拝殿

●拝殿
・1632年頃建立
・銅板葺 妻入り切妻造
・県指定重要文化財

拝殿は、正面三間・側面三間という縦長の妻入り切妻造。
福岡にはこういった縦長の拝殿が多いです。


拝殿内にはたくさんの絵馬が掲げられていて、とっても賑やかな空間になっていました。

お賽銭箱には下がり藤紋
下がり藤紋といえば、奈良・春日大社など藤原氏が使用している紋として有名です。
・・・この神社は藤原氏にゆかりのある神社なのかい??(-“-;)??


●本殿

続いて本殿へ。

デッカい本殿だなぁ~と思ったら、こちらは本殿ではなく覆屋でした。

そんなこんなで、覆屋の中をのぞくと


はいドーーーン!

覆屋の中には、鮮やかな極彩色の本殿がありました!

●本殿
・1632年建立
・三間社流造
・県指定重要文化財

1632年の棟札が残っているとのことなので、こちらの本殿は創建当初からある建物のようです。

屋根は銅板葺?檜皮葺?
覆屋で隠れていたので確認できませんでした。


脇障子の龍といい、二十四孝が彫刻された蟇股といい、なかなか見応えのある本殿でした。

そして、床下には三手先があるという!
こういった造りの本殿は、佐賀・祐徳稲荷神社や隠岐・由良比女神社など過去に何度か拝見したことがありますが、福岡で拝見したのはお初です!


●祭神
主祭神は、神直日神・大直日神・八十枉津日神
この3柱は、古事記・日本書紀に登場する神様です。

ちなみに

・神直日神 → かむなおひのかみ
・大直日神 → おほなほひのかみ
・八十枉津日神 → やそまがつひのかみ

と読みます。

黄泉の国から逃げ帰ったイザナギは、禊を行って黄泉の穢れを祓いました。
その際に生まれたのが八十禍津日神
八十禍津日神がもたらす禍(災厄)を直すために生まれたのが神直日神
その後、2番目に生まれたのが大直日神です。

この3神を祀る神社ってなかなか珍しいですね!

ここ福岡県では、警固神社(福岡市)・直日神社(直方市)で祀られていますよ。
[5]イザナギの禊
イザナギは黄泉の国で穢れた身を清めるため日向(宮崎県)の阿波岐原あわぎはら(宮崎市)へ向かい、海で禊をすることになる。そこでもたくさんの神々と、重要な神を生む。
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岩戸宮

●岩戸宮

本殿の後ろには神様が現れた場所だといわれる岩戸宮がありました!

由緒によると、1610年、雷雨が起こり稲光りとともに洞窟の岩戸が開いて神霊が現れたといいます。


この岩戸宮の内部には、奥行き6m・畳3畳分ほどの空間が広がっているそうです。

この場所は、海の神様に繋がる道といわれ、この洞窟から直線で繋いだ先には櫻井神社の宇良宮(奥宮)である二見ヶ浦があるという!

もともとこの洞窟は、横穴式の古墳だったそうですよ!
その古墳の扉が稲光りとともに開いたというわけです!


本殿と岩戸宮を見上げる。

ある意味、この洞窟は櫻井神社の御神体みたいなものなんでしょうかねぇ?

ちなみに、普段は固く閉ざされた扉ですが、毎年7月2日の岩戸開きというお祭りで、岩戸宮の内部を拝見することができるそうですよ。
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境内社

●猿田彦神社

●猿田彦神社
・建立年不明
・銅板葺 流造
・猿田彦大神を祀る

猿田彦さんは、ニニギの天孫降臨の際に道案内をした神様です。
ということで、導き・災い除けの神様として信仰されています。


猿田彦神社の社の足元には、こんな可愛い狛犬(?)ちゃんがおられました。


●塞の神

●塞の神
・建立年不明
・銅板葺 切妻造
・塞の神を祀る

塞の神とは、村や町や道などの境目にあったりして、外敵や流行病などの侵入を防ぐ道祖神的な神様です。



猿田彦さんも塞の神さんも道祖神ということで、猿田彦神社の周りにはたくさんの道祖神が点在していました。

多分ですけど、各地に散らばっていた道祖神をここにまとめたんじゃないかと思われます。

それにしても、福岡は道祖神が多いです。


●八神殿・須賀神社と日子・楠神社と春日神社

●八神殿・須賀神社(写真左)
・建立年不明
・瓦葺 平入り切妻造
・素盞嗚尊を祀る

国家守護・悪疫を退ける神様です。
コロナ退散!


●日子・楠神社と春日神社(写真右)
・建立年不明
・瓦葺 平入り切妻造
・祭神不明

・左側2間 → 日子・楠神社
・右側1間 → 春日神社

どうやらこの社には日子・楠神社と春日神社が祀られているようです。

日子・楠神社にはどなたが祀られているのでしょう?
立札に農業・山の神と書かれていましたので、大山祇神が祀られているのかなぁ?

春日神社は、おそらく武甕槌命が祀られていると思われます。


●金比羅神社と八幡宮

●金比羅神社(写真左)
・建立年不明
・瓦葺 妻入り切妻造
・大物主神を祀る

●八幡宮
・建立年不明
・瓦葺 妻入り切妻造
・八幡神を祀る


●二見ヶ浦遥拝所


なんと境内には、宇良宮(奥宮)である二見ヶ浦の遥拝所があるという!

そんなこんなで、遥拝所にはミニチュアの夫婦岩が置かれておりました。
夕陽の背景なんかがあったりして、なかなかの昭和臭を放つ素敵な遥拝所でした。

これ、家に飾りたいなーっ(笑)

櫻井大神宮

●櫻井大神宮の鳥居①

●櫻井大神宮の鳥居①
・2015年移築
・伊勢鳥居
・高さ 4.3m
・柱間 3.4m
・柱の直径 50cm
・材は樹齢約200年のヒノキ

そんなこんなで櫻井神社で参拝後、櫻井大神宮へ向かいました。

まず最初に登場したのは伊勢鳥居!
なんとこの鳥居は、もともと伊勢神宮・外宮板垣北御門にあった鳥居なんだと!

御存知、伊勢神宮は20年に1度式年遷宮が行われます。
式年遷宮で鳥居や社殿などの建て替えをする際、以前の鳥居や社殿などは伊勢神宮とゆかりのある全国の神社へ下賜されます。

ということで、この鳥居は2013年の式年遷宮の後に下賜された由緒正しき鳥居ということです。
伊勢神宮にあった時は、一般人はくぐることができなかった鳥居です。

いやはや~、いきなりテンション爆上げです~!


●櫻井大神宮の参道

そんなこんなで、鳥居をくぐって参道をテクテク。

無音の境内。
ピリついた空気感の中で粛々と歩いていたら初老という文字を発見してしまい一気に気が緩む(笑)


続いてハートという文字を発見!

緊張と緩和と申しましょうか、なかなかのギャップです(笑)


●櫻井大神宮の鳥居②

●櫻井大神宮の鳥居②
・移築年不明
・伊勢鳥居

そうこうしていると、再び伊勢鳥居が登場!

こちらは1993年の第61回式年遷宮の後に、伊勢神宮・佐美長神社から下賜された鳥居のようです!

厳密にいうと佐美長神社は、伊勢神宮皇大神宮(内宮)の別宮である伊雑宮の所管社です。


ここから一気に空気感が変わります。

●櫻井大神宮の社殿

そんなこんなで
はいドーーーン!

鳥居②をくぐると、伊勢をミニチュア化したような社殿が登場!

●櫻井大神宮の社殿
・1866年建立
・茅葺 神明造
・県指定重要文化財


神様の視線を感じるような極上空間。


この櫻井大神宮も、伊勢神宮と同じように20年ごとに式年遷宮を行っていましたが、第13回目にして止まってしまったそうです。。。

そんなこんなで約150年間、社殿の建て替えが行われてないみたいですよ。

そのせいか、抜け毛のごとく茅葺きが落ちていました。


中殿にはワラのゴザ(?)が敷かれていました。

こちらは何をする建物なんでしょ?
勉強不足のため、よくわかりません。


●櫻井大神宮の本殿

祭神は、天照大御神豊受大御神

伊勢神宮の内宮(天照大御神)・外宮(豊受大御神)の祭神を1つの本殿に祀っております。


ということで、本殿には内削ぎ(内宮)外削ぎ(外宮)という異なる千木がありました。

通常、男神を祀る神社では外削ぎ(男千木)
女神を祀る神社では内削ぎ(女千木)なのですが、この本殿に祀られている天照大御神と豊受大御神はどちらも女神という・・・はて、これはどういうことなのか・・・?

実は伊勢神宮では、内宮は摂社・末社・別宮・所管社まで全て内削ぎ。
そしてどういうわけか、外宮は摂社・末社・別宮・所管社まで全て外削ぎだという!

このパターンは伊勢神宮の125社全て、男・女神関係なく統一されているという!

ということで、この櫻井大神宮も本場・伊勢神宮にならって、男・女神関係なく内宮は内削ぎ、外宮は外削ぎになっている・・・と思われます(推測)。

ここまで長く語っといて推測なんかーいって話ですが・・・(笑)


いやはや、素敵な神空間でした。

その他の見どころ

●大楠

櫻井神社から櫻井大神宮へ続く旧参道には巨大なクスノキがありました。

樹齢はなんと500年!

ということは、神社の創建前からある木なんですね!


●嵐神社

境内の絵馬掛けには、嵐ファンの願いがこもった絵馬がたくさん掛けられていました。

どうやら、嵐の櫻井翔さんの名字と神社の名前が同じことから、嵐の女性ファンがたくさんが訪れるんだって。

この櫻井神社の他に、糸島にある潤(うるう)神社、今宿にある二宮神社を合わせて嵐三社参りと呼ばれているんだって!

私にとって桜井といえば嵐ではなく、ミスチルでもなく、アルフィーでもない・・・答えはハゲしいな!桜井くん(笑)

ジェネレーションギャップを感じちゃいます。


●境内の風景

あと、櫻井大神宮の境内入口には鳥居型の石置き(?)がありました。
これは一体どういった意味なんでしょ?

二見ヶ浦(夫婦岩)

●二見ヶ浦(夫婦岩)

そんなこんなで、櫻井神社から車で約5分。

櫻井神社の宇良宮(奥宮)である二見ヶ浦(夫婦岩)に到着!

鳥居前は、たくさんの観光客で賑わっていました。


この地は、古くから櫻井神社の社地として崇拝されてきたそうですよ。
かつては竜宮の入口として信仰されていたんだって!

それにしても、伊勢・二見興玉神社の夫婦岩にそっくり!

・・・って、ちょっとまて・・・櫻井神社の所在地は福岡県糸島市志摩桜井!
この地は二見ヶ浦・・・

伊勢志摩二見興玉神社、さらには伊勢の神様を祀る櫻井大神宮・・・偶然とは思えないくらいの共通点があります。

まるで伊勢の地をそのままここに持ってきたような!


●男岩(右)
・高さ 11.8m
・花崗閃緑岩
・イザナギを祀る

●女岩(左)
・高さ 11.2m
・花崗閃緑岩
・イザナミを祀る

●大注連縄
・長さ 約30m
・直径 約50cm
・重さ 約1t

2つの岩を結ぶ大注連縄は、毎年4月下旬~5月上旬の大潮に合わせてかけ替えが行われるんだって。


それにしても、玄界灘の荒波に圧倒されたひと時でした。

そして、波を打ち砕く夫婦岩の力強さに感動しました。


そんなこんなで記念撮影。

と思ったら、波に襲われる・・・

なんでこうなるのか・・・(笑)


最後はビッチャビチャになってしまいましたが、素敵な時間を過ごすことができました。

御朱印情報

●御朱印情報

●御朱印の種類
・櫻井神社の御朱印
・櫻井大神宮の御朱印
・櫻井神社と櫻井大神宮の見開き御朱印

●御朱印の受付場所
・櫻井神社の授与所

●御朱印の受付時間
・9:00~17:00

●御朱印の初穂料(料金)
・櫻井神社
 500円

・櫻井大神宮
 500円

・櫻井神社と櫻井大神宮の見開き
 800円

(2020年12月現在)


●オリジナル御朱印帳

●オリジナル御朱印帳
・16cm × 11cm
・1500円

表紙は楼門。
裏表紙には二見ヶ浦の夫婦岩がデザインされていました。

参拝情報とアクセス

●櫻井神社・櫻井大神宮

●授与所
・9:00~17:00

●拝観料
・無料

●定休日
・なし

●アクセス(車)
・西九州自動車道
 今宿ICから車で約20分

・西九州自動車道
 前原ICから車で約20分

●アクセス(公共機関)
・JR筑肥線
 筑前前原駅(北口)から
 野北線・桜井バス停下車
 徒歩 約10分

●駐車場
・無料の専用駐車場あり
・約100台


●二見ヶ浦(夫婦岩)

●拝観時間
・自由

●拝観料
・無料

●定休日
・なし

●アクセス(車)
・西九州自動車道
 今宿ICから車で約25分

・西九州自動車道
 前原ICから車で約25分

●アクセス(公共機関)
・JR筑肥線
 筑前前原駅(北口)から
 野北線・伊牟田バス停下車
 徒歩約30分

●駐車場
・無料の専用駐車場あり
・8:00~20:00
・約50台

※休日はかなり混雑します。

●公衆便所
・あり

櫻井神社・櫻井大神宮の地図

二見ヶ浦(夫婦岩)の地図

 

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