所在地 | 愛媛県新居浜市八雲町10−18 |
---|---|
祭 神 | 市杵島姫命・多紀理姫命・多岐理姫命 須佐之男命・奇稲田姫命・大国主命 足撫乳命・手撫乳命・神功皇后・応神天皇 饒速日命・鹿屋野姫命・天道姫命 |
由 緒 | 飛鳥時代、伊予の豪族・越智氏が饒速日命・天道姫命・鹿屋野姫命を祀る上の宮神社を創始したのが始まりといいます。589年、九州・宗像(胸肩)地方から宗像治郎が宗像一族を率いてこの地に移り住んだそうです。そして、一族の氏神である 宗像三女神 を上の宮神社に合わせ祀り、宗像神社と呼ばれるようになったといいます。その後、1871年にこの地の氏神・八雲神社を合祀したそうです。 |
HP | 新居浜 宗像神社 |
鳥居と狛犬
●境内入口
愛媛県新居浜市に鎮座する宗像神社に到着。
由緒によると、この地は九州・宗像(胸肩)地方から宗像一族が移り住んだ地だという!
宗像氏といえば宗像大社がある福岡のイメージが強いですが、四国にも宗像氏ゆかりの地があったとは。
いやはや、まだまだ勉強不足だな。
そんなこんなで、参拝開始。
●鳥居
●鳥居
・1995年建立
・明神鳥居
鳥居の先にはすぐ拝殿。
見る限り、とても小さな神社のようです。
●狛犬①②
●狛犬①②
・奉納年不明
・玉乗り型
狛犬ちゃんは洗濯バサミのような台座に乗っているという!
まるでサーカスのようだね!
●狛犬③④
●狛犬③④
・奉納年不明
・玉乗り型
こちらは石柱の上に乗っているという!
こちらもサーカス度が高いです。
玉を落とさないでよ~。
愛媛県新居浜市に鎮座する宗像神社に到着。
由緒によると、この地は九州・宗像(胸肩)地方から宗像一族が移り住んだ地だという!
宗像氏といえば宗像大社がある福岡のイメージが強いですが、四国にも宗像氏ゆかりの地があったとは。
いやはや、まだまだ勉強不足だな。
そんなこんなで、参拝開始。
●鳥居
●鳥居
・1995年建立
・明神鳥居
鳥居の先にはすぐ拝殿。
見る限り、とても小さな神社のようです。
●狛犬①②
●狛犬①②
・奉納年不明
・玉乗り型
狛犬ちゃんは洗濯バサミのような台座に乗っているという!
まるでサーカスのようだね!
●狛犬③④
●狛犬③④
・奉納年不明
・玉乗り型
こちらは石柱の上に乗っているという!
こちらもサーカス度が高いです。
玉を落とさないでよ~。
拝殿と本殿
●拝殿
●拝殿
・建立年不明
・本瓦葺 千鳥破風付き入母屋造
この地に宗像一族が移り住んだ際、一族の氏神・宗像三女神を祀ったことにより、一時は胸肩明神と称していたそうです。
それが後に宗像神社になったんだって。
ということで、祭神は宗像三女神・・・
だけと思ったら
須佐之男命・奇稲田姫命・大国主命・手撫乳命・足撫乳命・神功皇后・応神天皇・饒速日命・鹿屋野姫命・天道姫命
宗像三女神以外にもたくさんの神様が祀られていました。
どうやら、1871年にこの地の氏神・八雲神社を合祀したことにより、このように神様が増えちゃったみたいです。
祭神を細かくチーム分けすると3つのグループに分けられました。
●Aチーム
・饒速日命・鹿屋野姫命・天道姫命
この3神は、飛鳥時代に伊予の豪族・越智氏が祀った上の宮神社の祭神です。
●Bチーム
・宗像三女神
589年、この地に宗像一族が移り住んだ後、一族の氏神・宗像三女神をAチームに合祀。
●Cチーム
・須佐之男命・奇稲田姫命・大国主命
・手撫乳命・足撫乳命
・神功皇后・応神天皇
ABチームに、もともとこの地の氏神だった八雲神社を合祀。
社名の八雲からもわかるように、Cチームには出雲ゆかりの神様が多いです。
スサノオとクシナダヒメは夫婦。
アシナヅチとテナヅチはクシナダヒメの両親。
オオクニヌシは出雲の王。
神功皇后・応神天皇は八幡神です。
ということで、拝殿のお賽銭箱には八幡神社と八雲神社の神紋がありました。
そのお賽銭箱がこちら。
●お賽銭箱
・1930年奉納
左に八雲神社、右に八幡神社の神紋があります。
ちなみに宗像神社の神紋は桐紋です。
●本殿
●本殿
・建立年不明
・銅板葺 流造
日清戦争の際、宗像神社で安全祈祷を受けて出征した人たち全員が無事に帰還できたんだって!
その噂が広まって、日露戦争の際は各地から大勢の人が祈祷を受けるために訪れたそうですよ!
そして、再び全員無事に帰還できたんだって!
ということで、この神社は必勝祈願・家内安全として信仰されているみたいですよ。
●拝殿
・建立年不明
・本瓦葺 千鳥破風付き入母屋造
この地に宗像一族が移り住んだ際、一族の氏神・宗像三女神を祀ったことにより、一時は胸肩明神と称していたそうです。
それが後に宗像神社になったんだって。
ということで、祭神は宗像三女神・・・
だけと思ったら
須佐之男命・奇稲田姫命・大国主命・手撫乳命・足撫乳命・神功皇后・応神天皇・饒速日命・鹿屋野姫命・天道姫命
宗像三女神以外にもたくさんの神様が祀られていました。
どうやら、1871年にこの地の氏神・八雲神社を合祀したことにより、このように神様が増えちゃったみたいです。
祭神を細かくチーム分けすると3つのグループに分けられました。
●Aチーム
・饒速日命・鹿屋野姫命・天道姫命
この3神は、飛鳥時代に伊予の豪族・越智氏が祀った上の宮神社の祭神です。
●Bチーム
・宗像三女神
589年、この地に宗像一族が移り住んだ後、一族の氏神・宗像三女神をAチームに合祀。
●Cチーム
・須佐之男命・奇稲田姫命・大国主命
・手撫乳命・足撫乳命
・神功皇后・応神天皇
ABチームに、もともとこの地の氏神だった八雲神社を合祀。
社名の八雲からもわかるように、Cチームには出雲ゆかりの神様が多いです。
スサノオとクシナダヒメは夫婦。
アシナヅチとテナヅチはクシナダヒメの両親。
オオクニヌシは出雲の王。
神功皇后・応神天皇は八幡神です。
ということで、拝殿のお賽銭箱には八幡神社と八雲神社の神紋がありました。
そのお賽銭箱がこちら。
●お賽銭箱
・1930年奉納
左に八雲神社、右に八幡神社の神紋があります。
ちなみに宗像神社の神紋は桐紋です。
●本殿
●本殿
・建立年不明
・銅板葺 流造
日清戦争の際、宗像神社で安全祈祷を受けて出征した人たち全員が無事に帰還できたんだって!
その噂が広まって、日露戦争の際は各地から大勢の人が祈祷を受けるために訪れたそうですよ!
そして、再び全員無事に帰還できたんだって!
ということで、この神社は必勝祈願・家内安全として信仰されているみたいですよ。
宗像三女神とは?
●ザックリと簡単に宗像三女神とは?
宗像三女神とは市杵島姫命・湍津姫命・田心姫命という3神の総称です。
読み方はそれぞれ
・市杵島姫 → イチキシマヒメ
・湍津姫命 → タギツヒメ
・田心姫命 → タゴリヒメ
この3神は、古事記や日本書紀でお馴染みのアマテラスとスサノオの誓約で生まれた神様です。
いわゆるアマテラスの子です。
古事記・日本書紀に書いてある天から地に降りた神は、天孫降臨でお馴染みのニニギと天孫降臨以前に天降った宗像三女神だけなんです!
一説によると、イチキシマヒメはアマテラスの孫・ニニギの天孫降臨の際、養育係として付き添い、ニニギを立派に生育させたといわれています。
このことから、子守の神様、子供の守護神として崇敬されることもあるそうですよ。
宗像三女神は、別名・道主貴と呼ばれています。
ちなみに貴(むち)とは、最も高貴な神に贈られる尊称です。
日本書紀によると
宗像三女神は道主貴(みちぬしのむち)。
天照大御神は大日孁貴(おおひるめのむち)。
大国主命は大己貴命(おおなむち)
と記されています。
こちらにアマテラスとスサノオの誓約について書いています。
こちらに宗像三女神のことを書いています。
宗像三女神とは市杵島姫命・湍津姫命・田心姫命という3神の総称です。
読み方はそれぞれ
・市杵島姫 → イチキシマヒメ
・湍津姫命 → タギツヒメ
・田心姫命 → タゴリヒメ
この3神は、古事記や日本書紀でお馴染みのアマテラスとスサノオの誓約で生まれた神様です。
いわゆるアマテラスの子です。
古事記・日本書紀に書いてある天から地に降りた神は、天孫降臨でお馴染みのニニギと天孫降臨以前に天降った宗像三女神だけなんです!
一説によると、イチキシマヒメはアマテラスの孫・ニニギの天孫降臨の際、養育係として付き添い、ニニギを立派に生育させたといわれています。
このことから、子守の神様、子供の守護神として崇敬されることもあるそうですよ。
宗像三女神は、別名・道主貴と呼ばれています。
ちなみに貴(むち)とは、最も高貴な神に贈られる尊称です。
日本書紀によると
宗像三女神は道主貴(みちぬしのむち)。
天照大御神は大日孁貴(おおひるめのむち)。
大国主命は大己貴命(おおなむち)
と記されています。
こちらにアマテラスとスサノオの誓約について書いています。
[6]手に負えないスサノオとアマテラスの対決
アマテラスとツクヨミは、それぞれの場所をしっかりと治めていたが、スサノオだけは海を治めないで、ずっと泣き喚いる。アマテラスとスサノオの対決でも神々が生まれる。
こちらに宗像三女神のことを書いています。
【宗像三女神】多紀理毘売命(タキリビメ)市寸島比売命(イチキシマヒメ)田寸津比売命(タギツヒメ)
誓約(うけい)でうまれた美人三姉妹 神性 海の女神 航海の守護神 エピソード 多紀理毘売命(タキリビメ)またの名を沖津島比売神(オキツシマヒメ)→沖ノ島の沖津宮にいる 市寸島比売命(イツキシマヒメ)またの名を狭依毘売(サ
境内社
●貴船天満宮
●貴船天満宮
・銅板葺 流造
・菅原道真
菅原道真さんが讃岐守に就任していた際、伊予を訪れたことがあるそうです。
また、太宰府へ左遷される際、道真さんを乗せた船が瀬戸内海を通ったことから、伊予には天神信仰が広く伝わっているそうです。
●荒神社と幸神社
●荒神社(右)
・銅板葺 流造
・須佐之男命・久土不留阿岐命・今木命を祀る
●幸神社(左)
・銅板葺 流造
・猿田彦命・鹿島神・大石麻戸神を祀る
●稲荷神社
●稲荷神社
・銅板葺 流造
・豊受神・宇迦御魂神を祀る
●祓戸大神
祓戸大神は読んで字のごとく祓を司どる神様です。
●磐座
境内の片隅には磐座がありました。
おそらく、小さな社の後ろにある岩が磐座だと思われます。
それにしてもデッカい狛犬だなぁ・・・いや、社が小さ過ぎるだけか。
●貴船天満宮
・銅板葺 流造
・菅原道真
菅原道真さんが讃岐守に就任していた際、伊予を訪れたことがあるそうです。
また、太宰府へ左遷される際、道真さんを乗せた船が瀬戸内海を通ったことから、伊予には天神信仰が広く伝わっているそうです。
●荒神社と幸神社
●荒神社(右)
・銅板葺 流造
・須佐之男命・久土不留阿岐命・今木命を祀る
●幸神社(左)
・銅板葺 流造
・猿田彦命・鹿島神・大石麻戸神を祀る
●稲荷神社
●稲荷神社
・銅板葺 流造
・豊受神・宇迦御魂神を祀る
●祓戸大神
祓戸大神は読んで字のごとく祓を司どる神様です。
●磐座
境内の片隅には磐座がありました。
おそらく、小さな社の後ろにある岩が磐座だと思われます。
それにしてもデッカい狛犬だなぁ・・・いや、社が小さ過ぎるだけか。
社叢
●社叢
●社叢
・新居浜市指定天然記念物
約200mの参道には、クスノキの大木・エノキ・クロガネモチ・イチョウ(裁植)などにまじって、ネズミモチ・アラカシ・ヤブツバキ・イヌビワ・サンゴジュ(裁植)などがおい茂っているそうです。
この社叢は、新居浜市の平地部では一宮神社につぐ貴重な社叢なんだって。
市街地の中央にあるこの社叢は破壊されやすいので、大切に保存することにつとめましょう。
とのことです。
●クスノキ
●クスノキ
・樹齢 300年以上
・樹高 25m
・目通り幹囲 5.5m
・幹周実測値 5.2m
・新居浜市指定天然記念物
拝殿の前には根元が異常に発達したクスノキがありました。
針で刺したらプシューと空気が抜けそうな。
それにしても、なんでこんな下膨れになるんでしょうねぇ?
●社叢
・新居浜市指定天然記念物
約200mの参道には、クスノキの大木・エノキ・クロガネモチ・イチョウ(裁植)などにまじって、ネズミモチ・アラカシ・ヤブツバキ・イヌビワ・サンゴジュ(裁植)などがおい茂っているそうです。
この社叢は、新居浜市の平地部では一宮神社につぐ貴重な社叢なんだって。
市街地の中央にあるこの社叢は破壊されやすいので、大切に保存することにつとめましょう。
とのことです。
●クスノキ
●クスノキ
・樹齢 300年以上
・樹高 25m
・目通り幹囲 5.5m
・幹周実測値 5.2m
・新居浜市指定天然記念物
拝殿の前には根元が異常に発達したクスノキがありました。
針で刺したらプシューと空気が抜けそうな。
それにしても、なんでこんな下膨れになるんでしょうねぇ?
御朱印情報
●御朱印の種類
・宗像神社の御朱印
●御朱印の受付場所
・授与所
●御朱印の受付時間
・不明
●御朱印の初穂料(料金)
・300円
●期間限定・特別御朱印
・なし
●オリジナル御朱印帳
・なし
(2020年12月 最終更新)
・宗像神社の御朱印
●御朱印の受付場所
・授与所
●御朱印の受付時間
・不明
●御朱印の初穂料(料金)
・300円
●期間限定・特別御朱印
・なし
●オリジナル御朱印帳
・なし
(2020年12月 最終更新)
アクセスと駐車場
●最寄りの駅
・JR新居浜駅から徒歩20分
・JR新居浜駅から
せとうちバス・住友病院行き
市役所前下車 徒歩2分
●車
・松山自動車道
新居浜ICから車で17分
●駐車場
・無料の専用駐車場あり
・JR新居浜駅から徒歩20分
・JR新居浜駅から
せとうちバス・住友病院行き
市役所前下車 徒歩2分
●車
・松山自動車道
新居浜ICから車で17分
●駐車場
・無料の専用駐車場あり