所在地 | 島根県益田市土井町5-56 |
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祭 神 | 宇迦魂命・大国主命・猿田彦命 |
由 緒 | 729〜749年、神社背後の稲積山に五穀・産業・開運の祖神である宇賀魂命・大国主命・猿田彦命を奉斎したのが始まりといいます。925年、この地に稲虫が大量発生し、約2年にわたり五穀に大きな被害を与え住民の生活が困窮したという。そんなこんなで祈願の結果、稲虫は消滅。歓喜した住民は御神徳に感謝し、稲積山に稲積神社を造営したそうです。1192年、七尾城主・益田兼高が、稲積山の山頂を整地。そして社地を献納。1341年の騒乱の際、石見国司・日野邦光が稲積山頂に砦を築いて戦ったといいます。この時、山頂の神社を現在地に遷座。そして、机崎神社と改称したそうです。1866年の第二次長州征討(四境戦争)の際、村田蔵六(大村益次郎)が稲積山に登って幕府軍の様子を伺い、軍儀を開いた地として知られています。 |
鳥居と狛犬
●鳥居①
●鳥居①
・建立年未確認
・明神鳥居
本日は朱フレのYさんと寺社巡りをしております。
話しに夢中だったからか、はたまた集中力を欠いでいたからか、鳥居の建立年を確認するのを忘れてしまいました。
そんなこんなで、写真を拡大して確認してみると、退戦記念 陸軍◯兵大尉 島田福三郎という文字が確認できました。
それにしても、退戦記念とは初めて聞くワードだなぁ。
終戦記念ということなのかなぁ・・・(-“-;) ??
だとすれば、この鳥居は第二次世界大戦後に建立されたものなのかなぁ?
鳥居①の扁額には机崎社。
お恥ずかしながら・・・
この記事を書く直前まで、枕崎神社だと思っていました(^^;;
枕崎じゃなくて机崎ね!
目が悪いから・・・(言い訳)
本当は頭が悪いから・・・( ̄▽ ̄;)
そんなこんなで、参拝開始。
●鳥居②
●鳥居②
・1978年建立
・明神鳥居
鳥居①をくぐると鳥居②が登場。
こちらはガッツリと昭和53年の文字が確認できました。
ということで、1978年の建立です。
●狛犬
●狛犬
・1929年建立
・構え獅子
続いて狛犬ちゃんが登場。
出雲地方でよくお見かけするお尻を高く突き上げた狛犬ちゃんでした。
島根は来待石の産地だけあって、来待石の石造物が多いです。
来待石はもろい石なので、崩れてる狛犬が多いのですが、こちらの狛犬ちゃんは比較的よい状態で残っていました。
●鳥居①
・建立年未確認
・明神鳥居
本日は朱フレのYさんと寺社巡りをしております。
話しに夢中だったからか、はたまた集中力を欠いでいたからか、鳥居の建立年を確認するのを忘れてしまいました。
そんなこんなで、写真を拡大して確認してみると、退戦記念 陸軍◯兵大尉 島田福三郎という文字が確認できました。
それにしても、退戦記念とは初めて聞くワードだなぁ。
終戦記念ということなのかなぁ・・・(-“-;) ??
だとすれば、この鳥居は第二次世界大戦後に建立されたものなのかなぁ?
鳥居①の扁額には机崎社。
お恥ずかしながら・・・
この記事を書く直前まで、枕崎神社だと思っていました(^^;;
枕崎じゃなくて机崎ね!
目が悪いから・・・(言い訳)
本当は頭が悪いから・・・( ̄▽ ̄;)
そんなこんなで、参拝開始。
●鳥居②
●鳥居②
・1978年建立
・明神鳥居
鳥居①をくぐると鳥居②が登場。
こちらはガッツリと昭和53年の文字が確認できました。
ということで、1978年の建立です。
●狛犬
●狛犬
・1929年建立
・構え獅子
続いて狛犬ちゃんが登場。
出雲地方でよくお見かけするお尻を高く突き上げた狛犬ちゃんでした。
島根は来待石の産地だけあって、来待石の石造物が多いです。
来待石はもろい石なので、崩れてる狛犬が多いのですが、こちらの狛犬ちゃんは比較的よい状態で残っていました。
拝殿と第二次長州征討(四境戦争)
●拝殿
●拝殿
・1811年建立(?)
・1977年新改築
・瓦葺 妻入り入母屋造
●祭神
・宇迦魂命
・大国主命
・猿田彦命
・宇迦魂命
いわゆる稲荷神。
・大国主命
因幡の白兎や国造り神話で有名な神様。
・猿田彦命
天孫降臨の際、ニニギを道案内した神様。
●第二次長州征討(四境戦争)
この机崎神社は、第二次長州征討・石州口の戦いの際、大村益次郎率いる長州軍が集結し、作戦を立てた神社として知られています。
ザックリと簡単に第二次長州征討(四境戦争)とは、江戸幕府が過激な長州藩を処分するために行った戦争です。
長州軍 vs 幕府軍(浜田藩・福山藩)の戦いです。
1864年、禁門の変(蛤御門の変)の処罰のため、幕府は第一次長州征討の兵を起こしました。
幕府は降伏の条件として、禁門の変の責任者である長州の三家老の切腹を要求し、長州藩はそれを受け入れました。
この時、切腹を命じられた三家老は国司信濃と福原越後、そして益田家の33代当主・益田親施でした。
1866年、幕府は再び長州を攻めます。
いわゆる第二次長州征討です。
長州藩の4つの藩境である石州口(島根県西部)・芸州口(広島方面)・大島口(瀬戸内方面)・小倉口(北九州方面)で戦闘が行われました。
このことから、第二次長州征討は四境戦争と呼ばれることもあります。
厳密にいえば
幕府目線の場合は第二次長州征討。
長州目線の場合は四境戦争と呼ばれます。
第二次長州征討・石州口の戦いは、大村益次郎率いる長州軍が扇原関門(津和野藩と浜田藩の関所)で戦ったのが最初の戦です。
扇原関門を突破した長州軍は机崎神社に集結。
そして大村益次郎は百姓姿で机崎神社後方にある稲積山に登り、幕府軍の動きを偵察し作戦を立てたといわれています。
翌日、市街戦が始まりました。
幕府軍の本陣がある萬福寺が主戦場となりました。
長州軍は最新式の銃で幕府軍を攻め、1日で決着をつけました。
この戦いは幕府の力のなさを露呈する戦いとなりました。
その後、長州軍は浜田城を攻め落とし天領である石見銀山をも制圧。
時代は明治に向けて一気に加速しました。
そんなこんなで、第二次長州征討(四境戦争)とは大体こんな感じの流れです。
●萬福寺の参拝記 幕府軍が本陣を置いた場所です。
●妙義寺の参拝記 長州軍が本陣を置いた場所です。
●万倉護国神社の参拝記 国司信濃・禁門の変・四鏡戦争の戦没者などを祀る神社です。
●拝殿
・1811年建立(?)
・1977年新改築
・瓦葺 妻入り入母屋造
●祭神
・宇迦魂命
・大国主命
・猿田彦命
・宇迦魂命
いわゆる稲荷神。
・大国主命
因幡の白兎や国造り神話で有名な神様。
・猿田彦命
天孫降臨の際、ニニギを道案内した神様。
●第二次長州征討(四境戦争)
この机崎神社は、第二次長州征討・石州口の戦いの際、大村益次郎率いる長州軍が集結し、作戦を立てた神社として知られています。
ザックリと簡単に第二次長州征討(四境戦争)とは、江戸幕府が過激な長州藩を処分するために行った戦争です。
長州軍 vs 幕府軍(浜田藩・福山藩)の戦いです。
1864年、禁門の変(蛤御門の変)の処罰のため、幕府は第一次長州征討の兵を起こしました。
幕府は降伏の条件として、禁門の変の責任者である長州の三家老の切腹を要求し、長州藩はそれを受け入れました。
この時、切腹を命じられた三家老は国司信濃と福原越後、そして益田家の33代当主・益田親施でした。
1866年、幕府は再び長州を攻めます。
いわゆる第二次長州征討です。
長州藩の4つの藩境である石州口(島根県西部)・芸州口(広島方面)・大島口(瀬戸内方面)・小倉口(北九州方面)で戦闘が行われました。
このことから、第二次長州征討は四境戦争と呼ばれることもあります。
厳密にいえば
幕府目線の場合は第二次長州征討。
長州目線の場合は四境戦争と呼ばれます。
第二次長州征討・石州口の戦いは、大村益次郎率いる長州軍が扇原関門(津和野藩と浜田藩の関所)で戦ったのが最初の戦です。
扇原関門を突破した長州軍は机崎神社に集結。
そして大村益次郎は百姓姿で机崎神社後方にある稲積山に登り、幕府軍の動きを偵察し作戦を立てたといわれています。
翌日、市街戦が始まりました。
幕府軍の本陣がある萬福寺が主戦場となりました。
長州軍は最新式の銃で幕府軍を攻め、1日で決着をつけました。
この戦いは幕府の力のなさを露呈する戦いとなりました。
その後、長州軍は浜田城を攻め落とし天領である石見銀山をも制圧。
時代は明治に向けて一気に加速しました。
そんなこんなで、第二次長州征討(四境戦争)とは大体こんな感じの流れです。
●萬福寺の参拝記
萬福寺の御朱印~雪舟庭と仏像観賞~(島根県益田市)
所在地島根県益田市東町25−33宗 派時宗札 所石見三十三観音霊場 客番由 緒平安時代に創建。もとは安福寺と号し、石見国・中洲浦にあった天台宗の寺院でしたが、1313年に第4代・呑海上人が再興し時...
●妙義寺の参拝記
妙義寺の御朱印~益田氏の菩提寺~(島根県益田市七尾町)
所在地島根県益田市七尾町1−40宗 派曹洞宗札 所中国地蔵尊霊場 第20番由 緒1264〜1275年、臨済宗のお寺として創建。その後、1394年に益田秀兼が寺領370余石を寄進し曹洞宗に改宗。そし...
●万倉護国神社の参拝記
万倉護国神社(万倉招魂場)の御朱印|国司信濃を始め禁門の変・四境戦争の戦没者を祀る(山口県宇部市)
住 所山口県宇部市大字西万倉496祭 神・国司親相(信濃)・禁門の変、四境戦争、西南戦争、日清戦争、日露戦争、大東亜戦争などで戦没した英霊204柱由 緒1866年、国司家当主・国司純行が、国司家の...
御朱印情報
●御朱印情報
●御朱印の種類
・机崎神社の御朱印
●御朱印の授与場所
・拝殿
※拝殿の賽銭箱の横に封筒に入った書き置きの御朱印がありました。
●御朱印の授与時間
・不明
●御朱印の初穂料(料金)
・お気持ち
●期間限定・特別御朱印
・なし
●オリジナル御朱印帳
・なし (2021年1月更新)
●御朱印の種類
・机崎神社の御朱印
●御朱印の授与場所
・拝殿
※拝殿の賽銭箱の横に封筒に入った書き置きの御朱印がありました。
●御朱印の授与時間
・不明
●御朱印の初穂料(料金)
・お気持ち
●期間限定・特別御朱印
・なし
●オリジナル御朱印帳
・なし (2021年1月更新)
アクセスと駐車場
●最寄りの駅
・JR益田駅から徒歩25分
・JR益田駅から車で10分
●車
・中国自動車道
六日市ICから約1時間
●駐車場
・鳥居前に1~2台の駐車スペースあり
・JR益田駅から徒歩25分
・JR益田駅から車で10分
●車
・中国自動車道
六日市ICから約1時間
●駐車場
・鳥居前に1~2台の駐車スペースあり