月読神社の御朱印~月神は海の神!?~(京都府京都市西京区)

住 所京都府京都市西京区松室山添町15
祭 神月読尊
社 格式内社(名神大)
由 緒487年、使者・阿閉臣事代が朝鮮半島に遣わされる際、壱岐の地で月の神が神がかり『土地を月の神に奉納せよ、そうすればよい事があろう』というお告げがあったいいます。そんなこんなで、朝廷は壱岐の県主・押見宿禰に命じて、京都に壱岐の月読神社の分霊を勧請し 社殿を建立したそうです。その後、856年、現在地に遷座。古事記・日本書紀の神話において、月読命は天照大神の兄弟神とされていますが、この神社の御祭神は神話の月読命とは別の神で、海人・壱岐氏によって祀られた月神(海の干満を司る神)と考えられています。
HP安産 安産祈願 京都 月読神社 – 松尾大社
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鳥居と神門

●鳥居

●鳥居
・建立年不明
・明神鳥居

松尾大社から徒歩10分、松尾大社の境外摂社であります月読神社に到着。

松尾大社から約400メートル離れた場所に鎮座しています。


●神門

●神門
・建立年不明
・銅板葺 薬医門

もともとは独立した神社でしたが、安土桃山時代~江戸時代頃に松尾大社に従属したそうです。そして1877年、公式に松尾大社の摂社に定められたそうです。

ちなみに境内は京都市指定史跡になってます。

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拝殿と本殿

●拝殿

●拝殿
・江戸時代建立
・銅板葺 入母屋造

屋根は、1971年に銅板葺に葺き替えられたそうです。
現在は拝殿と本殿しかありませんが、室町時代初期作の松尾神社境内絵図には、假殿・庁屋・講坊・贄殿などが描かれているそうです。


拝殿から本殿を望む。
早朝ということもあってか、境内には参拝者がおらず落ち着いた参拝ができました。


●本殿

●本殿
・江戸時代建立
・檜皮葺 一間社流造
・月読命を祀る
・松尾大社の境外摂社
・松尾7社の1社


主祭神の月読命は、壱岐島の海人・壱岐氏によって祀られた神様なんだって。

説明板には『 海の神である月神・・・』と書いてありました。

海の神なのに月神ってどうゆーことや~みたいな感じで少々頭の中がパニックになってしまいましたが、月神は海の干満を司る神とのことなので、月神は海の神でもあるのですね!
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境内社と月延石

●聖徳太子社

●聖徳太子社
・建立年不明
・瓦葺 流造
・聖徳太子を祀る

聖徳太子は月読命を崇敬してたんですって。


●御船社

●御船社
・建立年不明
・銅板葺 流造
・天鳥舟命を祀る
・松尾大社の末社

天鳥舟命は、イザナギ・イザナミが生んだ船を司る神です。
松尾大社の神幸祭の際、ここで渡御の安全祈願祭が行われるそうです。


●月延石

むすびの木の根元には、神功皇后ゆかりの月延石がありました。


ご懐妊中の神功皇后が新羅遠征の際、この石を撫でて出陣したんですって。 その後、無事、応神天皇を産んだことから、安産の神石として信仰されてるそうです。

月延石は3つに分かれていて、1つはこの月讀神社に、1つは福岡の鎮懐石八幡神社に、そしてもう1つは壱岐の月讀神社に祀られていたんだと。


ちなみに月延石にお供えしている祈願石は社務所で授与されてます。

祈願石に名前を書いて、月延石を撫でてからお供えするそうです。

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解穢(かいわい)の水

●解穢(かいわい)の水

この水は、自己の罪・穢れを除く御利益があるそうです。


それにしても、だいぶ汚れた水だなぁ。
内面の穢れは除けるかも知れないけど、外見は確実に穢れるなぁ。

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御朱印

●御朱印
御朱印は社務所で頂けます。
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月読神社の地図

 

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