所在地 | 島根県出雲市小境町108 |
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祭 神 | 主祭神 久斯神・大山咋命 配神 瓊瓊杵命・木花咲耶比売命・百八十神 |
社 格 | 式内社 |
由 緒 | 創建年は不詳。733年に編纂された出雲国風土記に記載されていることから、それ以前には存在していた神社と思われます。出雲国風土記によると、佐香郷の川の中州に百八十神などが集まり、御厨(神の台所)を建てて酒を造り、180日間宴会をしたあと解散したと記載されているそうです。そのため、酒造り発祥の地または日本酒発祥の地といわれてます。酒の神として知られる松尾大社の祭神・大山咋神が勧請された時期は定かではありませんが、少なくとも室町時代には勧請されていたといわれてます。そのため、松尾神社と呼ばれていたそうです。明治時代、社名をもとの佐香神社に戻したそうです。室町時代から続く特殊神事・濁酒祭が有名で、今でも年一石(180リットル)の酒造が許可されており、秋季例祭では参拝客にどぶろくが振舞われます。 |
鳥居と狛犬と手水舎
●鳥居①
出雲国風土記には佐加社。
延喜式神名帳には佐香神社と記載されている佐香神社に到着。
出雲国風土記によりますと、佐香郷の川の中州に百八十神などが集まり、御厨(神の台所)を建てて酒を造り、180日間宴会をしたあと解散したと記載されているそうです。
そのため、この神社は酒造り発祥の地または日本酒発祥の地といわれてます。
ちなみに佐香神社と書いてさか神社と読みます。
祭神は大山咋神。
酒の神として知られる京都・松尾大社より勧請されました。
ということで、鳥居の扁額には松尾神社の文字が飛び出してます。
どうやら、もともとこの神社は松尾神社という社名だったようです。
ちなみにこちらが
本場・松尾大社の参拝記です。
●鳥居②
●鳥居②
・建立年不明
・石製 明神鳥居
鳥居②の扁額にも松尾神社の文字。
●鳥居③
●鳥居③
・建立年不明
・石製 明神鳥居
鳥居③の扁額には、現社名であります佐香神社の文字。
由緒に、明治時代に社名をもとの佐香神社に戻したと書いてありましたので、松尾神社と称する前は佐香神社という社名だったみたいです。
●狛犬①②
●狛犬①②
・建立年不明
・出雲構え獅子
まだらな苔が体毛っぽく見えました。
●狛犬③④
●狛犬③④
・建立年不明
・出雲尾立
島根は来待石の産地だけあって、来待石の石造物が多いです。
来待石はもろい石なので崩れてる狛犬が多いのですが、こちらの狛犬は良い状態で残ってくれてます。
●手水舎
さすが酒の神を祀る神社!
酒樽から水が出てました・・・って、お酒じゃないよね???
出雲国風土記には佐加社。
延喜式神名帳には佐香神社と記載されている佐香神社に到着。
出雲国風土記によりますと、佐香郷の川の中州に百八十神などが集まり、御厨(神の台所)を建てて酒を造り、180日間宴会をしたあと解散したと記載されているそうです。
そのため、この神社は酒造り発祥の地または日本酒発祥の地といわれてます。
ちなみに佐香神社と書いてさか神社と読みます。
祭神は大山咋神。
酒の神として知られる京都・松尾大社より勧請されました。
ということで、鳥居の扁額には松尾神社の文字が飛び出してます。
どうやら、もともとこの神社は松尾神社という社名だったようです。
ちなみにこちらが
本場・松尾大社の参拝記です。
松尾大社の御朱印~許してください、お酒の神様~(京都府京都市西京区)
住 所京都府京都市西京区嵐山宮町3祭 神大山咋神・中津島姫命(市杵島姫命)社 格式内社(名神大2座)・二十二社(上七社)・旧官幣大社・別表神社札 所神仏霊場巡拝の道 第87番由 緒この地方...
●鳥居②
●鳥居②
・建立年不明
・石製 明神鳥居
鳥居②の扁額にも松尾神社の文字。
●鳥居③
●鳥居③
・建立年不明
・石製 明神鳥居
鳥居③の扁額には、現社名であります佐香神社の文字。
由緒に、明治時代に社名をもとの佐香神社に戻したと書いてありましたので、松尾神社と称する前は佐香神社という社名だったみたいです。
●狛犬①②
●狛犬①②
・建立年不明
・出雲構え獅子
まだらな苔が体毛っぽく見えました。
●狛犬③④
●狛犬③④
・建立年不明
・出雲尾立
島根は来待石の産地だけあって、来待石の石造物が多いです。
来待石はもろい石なので崩れてる狛犬が多いのですが、こちらの狛犬は良い状態で残ってくれてます。
●手水舎
さすが酒の神を祀る神社!
酒樽から水が出てました・・・って、お酒じゃないよね???
拝殿と本殿
●拝殿
●拝殿
・建立年不明
・瓦葺 入母屋造
どうやらこの佐香神社は、室町時代から続く特殊神事・濁酒祭が有名な神社のようです。
今でも年一石(180リットル)の酒造が許可されており、秋季例祭では参拝客にどぶろくが振舞われるんですって。
そんなこんなで、拝殿内にはたくさんの酒樽が奉納されてました。
出雲国風土記によりますと、180柱の神様が集まって、お酒を造って、180日間宴会をしたっていうじゃない。
180日も酒を呑み続けるって、それはもう相当楽しい会だったに違いない。
でも最後の方とか、3柱くらいしか残ってなさそうだけど!
●本殿
●本殿
・建立年不明
・銅板葺 大社造
・主祭神・・・久斯神・大山咋命
・配神・・・瓊瓊杵命・木花咲耶比売命・百八十神
久斯神は酒の神で、少彦名神の別名といわれてます。
大山咋命は、酒の神として知られる京都・松尾大社から勧請されました。
そんなこんなで、酒造の神として酒造業者からの信仰が篤い神社のようです。
●神紋
ちなみに神紋は、出雲大社と同じ二重亀甲に剣花菱でした。
●拝殿
・建立年不明
・瓦葺 入母屋造
どうやらこの佐香神社は、室町時代から続く特殊神事・濁酒祭が有名な神社のようです。
今でも年一石(180リットル)の酒造が許可されており、秋季例祭では参拝客にどぶろくが振舞われるんですって。
そんなこんなで、拝殿内にはたくさんの酒樽が奉納されてました。
出雲国風土記によりますと、180柱の神様が集まって、お酒を造って、180日間宴会をしたっていうじゃない。
180日も酒を呑み続けるって、それはもう相当楽しい会だったに違いない。
でも最後の方とか、3柱くらいしか残ってなさそうだけど!
●本殿
●本殿
・建立年不明
・銅板葺 大社造
・主祭神・・・久斯神・大山咋命
・配神・・・瓊瓊杵命・木花咲耶比売命・百八十神
久斯神は酒の神で、少彦名神の別名といわれてます。
大山咋命は、酒の神として知られる京都・松尾大社から勧請されました。
そんなこんなで、酒造の神として酒造業者からの信仰が篤い神社のようです。
●神紋
ちなみに神紋は、出雲大社と同じ二重亀甲に剣花菱でした。
境内社
●稲荷神社
●稲荷神社
・宇迦之御魂神を祀る
狛狐ちゃんの足には金と銀の紙が巻きついてました。
どうやら松江・出雲地方では、祈願時に銀紙を貼り、成就時には金紙を貼るという風習があるみたいです。
このように松江・出雲地方は、なんだこりゃ???みたいな独自の風習が多いような気がします。
●境内社
左から疫神社・武内社・宝殿神社・種痘神社が鎮座してました。
●野花と鳥居②③
写真だけ見るととってものどかだけど、実際は極暑!
やばい・・・日影が欲しい。
●稲荷神社
・宇迦之御魂神を祀る
狛狐ちゃんの足には金と銀の紙が巻きついてました。
どうやら松江・出雲地方では、祈願時に銀紙を貼り、成就時には金紙を貼るという風習があるみたいです。
このように松江・出雲地方は、なんだこりゃ???みたいな独自の風習が多いような気がします。
●境内社
左から疫神社・武内社・宝殿神社・種痘神社が鎮座してました。
●野花と鳥居②③
写真だけ見るととってものどかだけど、実際は極暑!
やばい・・・日影が欲しい。
御朱印情報
●御朱印情報
御朱印は神社の隣にある宮司さん宅で頂きました。
御朱印は神社の隣にある宮司さん宅で頂きました。