臼山八幡神社の御朱印情報～ 広島県広島市佐伯区五日市町石内３４１０～

●境内入口

源範頼ゆかりの臼山八幡神社に到着。
水晶城跡がある山の麓に鎮座してます。


●石柱①

うぅぅ・・・引っ張りたい。


●石柱②

●石柱②
・１９０３年建立

石柱②には征清大勝紀念・陸海軍大勝利と刻まれてました。 ということで、日清戦争の勝利を記念して建立したものと思われます。


●鳥居

●鳥居
・○政４年建立
・明神鳥居

寛政？文政？安政？
このどれかの４年に建立。

寛政４年 → １７９２年建立
文政４年 → １８２１年建立
安政４年 → １８５７年建立


●狛犬①②

●狛犬①②
・１８７８年建立
・構え獅子型


●手水舎

●手水舎
・１９７６年建立

●狛犬③④

●狛犬③④
・１９０２年建立
・構え獅子型


口の中の玉が動くタイプの狛犬でした。
そんなこんなで、ニヤニヤしながらゴロゴロと玉を動かす中年ボーイ。永遠に溶けない飴ちゃんみたいです。お寺では仁王さん、神社では狛犬ちゃん、いちいち立ち止まって観察するのでなかなか前に進めません。きっと私は、球をコネコネしてなかなかボールを投げないピッチャーみたいなヤツ。前戯が長い。

●拝殿

●拝殿
・１８１４年建立
・銅板葺　千鳥破風付き入母屋造


拝殿の木鼻です。 いい仕事をしてます。

阿形の方はベロが出てて可愛かったです。


拝殿内には那須与一の扇の名シーンなど、武将系の絵馬がたくさん掲げられてました。


その中で１番気をひいたのがコレ。
めっちゃイカついギターを弾いてる風の絵馬です。
どうにもこうにもカブキロックスを思い出す世代・・・。


●本殿

●本殿
・１８１４年建立
・応神天皇・神功皇后・仲哀天皇を祀る

●新宮神社

●新宮神社
・建立年不明
・銅板葺　入母屋造
・伊邪那美命・速玉之男命・事解之男命を祀る


新宮神社・本殿には獏の木鼻。
クルッとなったお鼻が可愛いです。

新宮神社の前には、樹齢２５０年以上と推測される大木の切り株がありました。 傷みがひどく倒木の危険がある為、２０１５年に伐採したそうです。


●稲荷神社

新宮神社の隣には稲荷神社が鎮座。


鳥居の足元にはエビスさんのお面がおりました。
・・・踏まれてる。

それにしても、なぜ稲荷神社にエビスさんが・・・。
謎です。


●稲荷神社・本殿
・建立年不明
・瓦葺　流造
・宇迦之御魂神を祀る

●永井建子の生誕地

ここで永井建子さんが生まれたそうです。

永井建子さんは、明治～大正時代に活躍した陸軍軍楽隊第６代楽長・音楽家・作曲家で、日本近代洋楽の祖といわている人だそうです。


●永井建子の記念碑

永井建子記念碑に続く道には、軍歌の元寇や雪の進軍など、建子さんの代表作が刻まれた石碑が並んでました。


建子さんの地元・石内尋常小学校を始め、古田小学校・崇徳学園・広陵中学校・早稲田実業学校・拓殖大学の校歌も作曲したそうです。


ずっと女性をイメージしながら碑文を読んでたのですが、 男性だったんですね、建子さん！

ちなみに建子と書いてけんしと読むそうです。
ずっとたてこと読んでました！
大変失礼しましたっ！

●イヌマキ

●イヌマキ
・樹高　２５ｍ
・胸高幹周　２.６ｍ

イヌマキの巨樹は少ないらしく、広島県内で幹周２ｍ以上のものは仏通寺とこの神社の２本しかないそうです。


●杉の切り株と拝殿の扁額

参道脇には、樹齢３５０年以上と推測される杉の切り株がありました。 前方に傾いて危険になった為、伐採されたそうです。

そんなこんなで、その一部材で拝殿の扁額や新宮神社の廊下床板などを作ったそうです。


ちなみにこれが伐採された杉で作った扁額です。


●石垣と玉垣

●石垣と玉垣
・１９４０年建立
・皇紀二千六百年を記念して建立

谷積の立派な石垣でした。


●水晶城址

●水晶城
・平安時代末期築城
・連郭式山城
・主な城主・・・厳島神主家と大内氏

参道脇には水晶城址に続く道がありました。
あの山に水晶城の跡があるとのことです。
いつか機会があったら登ってみたいなぁ。

御朱印は確認できませんでした。